〜伝統職人技を自閉症の若者が継承! 職人技と異才〜

江戸初期から伝わる「千鳥(ちどり)うちわ」の最後の伝統職人は80歳代となり、後継者不在でした。そこに新しい試みー。これまで一人の職人さんがやっていた約30工程作業を、3つ(和紙・竹骨・柄(持ち手))に分け、それぞれを障がい者に技術を継承し、ひとつの伝統作品(アート)を作り上げる、というプロジェクトが立ち上がり、成功を収めました。

農福連携(農業と福祉の連携)という言葉は広く聞かれますが、強い拘り(こだわり)と圧倒的な集中力を持つ自閉症の若者による「伝福連携(伝統と福祉の連携)」、もしくは「伝福継承」の現場で多くのことを学ばせていただきました。

この千鳥うちわ、日本国内のみならず外国人にも人気で、先日の購入者はパリからの依頼だったそうです。

▪️「継承者不足の職人技」 ×「一般就労が困難な障がいを持つ若者」
一緒にいるお母様からもいろいろお話を聞かせていただきました。過去のyoutubeもありますので、もしよかったらご覧管さい。
https://m.youtube.com/watch?v=Fq8AHSHyMX0&feature=youtu.be

なお、弊法人では、今後もこの「伝福連携・継承」の取り組みを支援するとともに、障がい者の工賃アップに取り組んでまいります。ご賛同、ご協力、そして一緒に活動していただける法人、個人の方についても連絡をお待ちしております。

一般社団法人デマンド・アンド・ケア(地域・子ども・福祉事業部)
https://demand-and-care.jp/buisiness/welfare/