私が代表理事をつとめる一般社団法人デマンド・アンド・ケアの事業のひとつに福祉関係があります。

実は八王子市議会議員時代、私にとって福祉・介護関係は得意分野ではありませんでした。逆に後継の妻ひろえは市議会でこの分野に特に力を入れ、さまざまな情報を共有、というか教えてもらい、また一緒にいくつか資格を取得し現場に立つことにより私自身の強みになりました。

デマンド・アンド・ケア。知り合いからは、何回聞いても覚えづらく読みにくい名前だと言われますが、ここにある「ケア」は「弱い立場の人に寄り添う。困った人に優しくする」という意味を持ちます。ここで言う弱い立場の人、困った人とは、障がいを持つ人だけでなくひきこもりの若者や高齢者、そして2年ほど前からはコロナ禍でその影響を受けた方も。

5年ほど前に法人を設立し、政治家浪人中と代表理事という二足の草鞋を履いて、多くの方の相談を受けたり、いろいろなところに視察に行ったり、事業者の意外な取り組みに耳を傾けると、人脈が広がり自分なりに「こんな事業所があれば良いのに。将来こんな施設ができれば利用者さんもそこで働く職員さんも楽しいと思うのに」とイメージするようになりました。そして行き着いたのが、やる人がいないのならば、自分がその先頭に立ってスタートし、仲間を増やして行けば良いんだという決意。

障がい者の工賃をアップに取り組むには、それに賛同してくれる企業(社長さん)を見つけ仕事をいただければ良いんだ。

花や植物のアレンジが好きな利用者さんがいれば、障がい福祉に賛同してくれる花屋さんを見つけ協力を仰げば良いんだ。

障がい者やひきこもりの若者の居場所がなければ、自分がそれをつくれば良いんだ。

障がい福祉やCSRについて話を聞いてくれる方がいれば、うちの事業所に一度足を運んでもらえば良いんだ。

ただ、これらを全てボランティア(無報酬)でやったら続かないし、協力会社や従業員さんにも支払いができない。だから事業としてやっているのがJOYとBE-JOYなんです。

もしよかったら、一度話を聞いてください。

私たちは、
障がい者や多くの方が笑顔になれる出番と居場所を作ります。

地域活動支援センターJOY
就労継続支援B型事業所BE-JOY
http://demand-welfare.jp/