とりあえず、今日は、
閑話休題で。
初めての海外旅行の話です。
伯母がイギリスへ一緒に行こうと、誘ってくれたので、当時のわたしは、
母が、成人式の着物代のかわりに、行っていいと言ってくれたので、
見どころ満載のイギリスへ行くのをとても楽しみにしていました。
ところが、旅行会社の募集人数が定員に満足ず、イギリス旅行は、
おじゃんになりました。
変わりに、伯母が旅行先へと、選んだのは、フランスでした。
フランスも、見所満載だったので、もちろん、喜んで行きました。
ただし、当時の海外旅行は、とても高額で、
おまけに、伯母が選んだツアーが物凄いレベルの高いツアー
だったので、えらいこっちゃと慌てふためくハメになりました。
というのも、当然、グレードの高いツアーは、晩餐の席では、正装する
のが、常識で、わたしは、その旅行用にちゃんとしたスーツやドレスなど、
ろくに持って行かなかったからです。
まともなスーツは、一着位で、旅行期間のフランスを一周回るそのツアー
の二週の間、そのスーツばっかり
着ていましたねぇ( ̄_ ̄ i)
おまけに、夕食は、コース料理が終るまで、二時間もするし
わたしは普段から、ジーパンばかりはいているもんで
おまけに、身長があるので、着れる洋服は、ほとんどメンズ物ばかり。
おまけに、当時は、ショートカットで、ノーメイクでトイレに入るとフランス
女性が、わたしを男性と間違て、悲鳴を何回もあげられ
大騒ぎ
レディーファーストであるフランスという国では、男性が女性に対して
とても親切にしてくれるのですが、わたしの場合全く、、レディー扱い
されなかった~~
初めに行ったパリは、素晴らしかったです。
特に、素晴らしい収蔵品のあるルーブル美術館や、オルセー美術館。
そして、オペラ座。
オペラ座の近くのカフェのテラス席で美味しいコーヒーとチョコレート
ケーキは、格別の味でした。
パリの街並みの素晴らしさ。
セーヌ河の眺めは、素晴らしく。
ノートルダム大聖堂は素晴らしいゴシック建築で、中のステンドグラスの
素晴らしい眺め。内部の装飾は、素晴らしく。沢山の蝋燭の光に、静謐さ
を感じ、沢山の人々の敬虔な祈る姿。
そして、パリを一望できるモンマルトルの丘。
サクレクール寺院の素晴らしさ。
そこは、沢山の、画家志望の人がいて、似顔絵を書いて儲けるている人も
いて。
心残りは、ポスターを芸術の域まで高めた、ロートレックがよく通ったという
ムーラン・ルージュで、フレンチ・カンカンが見れなかったこと。
ただし、、ロートレックの人生を思うと、その悲劇には、同情を感じずには
いられませんが。。。(興味をもった方は、ご自分で検索してみてくださいね)
ゴッホも、そうですね。
ゴッホなんて、今でこそ、素晴らしい偉大な画家として有名ですが
ゴッホの人生の中で売れた絵は、たったの一枚ですから。。。
わたしは、ゴッホの絵が大好きなので、パリのムルロ工房のリトグラフ
を3枚持っていますが、彼の悲劇の人生については、ここでは、語るの
をやめておきましょう。。。(興味をもった方は、ご自分で検索してみてくださいね)
そして、市場で買った果物の新鮮なおいしさ
お酒好きの母の晩酌に当時よく突き合せられていて、すっかりのん兵衛に
なっていたので、フランスで沢山ワインを飲めることを楽しみにしていたのに、
厳格な伯母は、二十歳になるまでは、お酒は、禁止と飲ませてくれず。
同じツアーに一緒に行かれた方がワインを進めてくたさって、
ホクホクと飲もうとするわたしの足をテーブルの下から足でけとばすので
自由行動の時、伯母と別行動して、一人でこっそりと、スタンドバーに行き
ワインを飲みのまくり(;´▽`A``
伯母と、別行動をとったのは、伯母は老舗のブランドに行くのが好きで。
反対に、わたしが行きたかったのは、スーパーの方が面白いからと、
やっぱり、お酒が飲みたかったからかな~~。
あと、わたしの場合、足が大きいので、日本では、なかなか合うサイズが
なく、靴を探したかったんですね。
泊まったホテルでは、外出からから戻ったわたしのノーメイクにジーパンの姿に
ホテルのボーイがわたしに軽蔑の視線を向けるのには、苦笑しましたが、
さすがに、晩餐の席では、スーツを着て、化粧をしている姿のわたしに
ホテルのボーイが目が点になっているのが、やたらと、おかしかった(^_^;)
ちなみに、フランス中のホテルで、そういう運命に(-"-;A
長くなるので、初めての海外旅行は、パリ編でおしまい
その、数年後。。。
もう一度パリを訪れて、素晴らしい美術館めぐりをするため、行くことに。
もっとも、この時は、さすがに格安ツアーで完全に自由行動だったので、
パリでフランス語が、話せず、物凄く、苦労しました