更新が遅くなりましたが、シーズンが幕を閉じて、しっかりと休み、遊び、オフを満喫ながら、2016年も良い年を迎えることができました。
2015年は前十字靭帯断裂から手術を経て、なんとか復帰した年だったので、大きな怪我をすることなく、無事に1年を終えたことが本当に何より。
こんなにうまい話があるのかと感じるほど最高の復帰戦となり、あのときの感情や記憶はほとんど憶えていないほど、不思議な瞬間でした。
そこから、復帰して1ヶ月経った試合で、2年前に所属した古巣相手に途中出場からの2得点で勝利。
両親がタイに来てくれた試合で、怪我から復帰後、初先発出場で93分ロスタイムに決勝点。
リーグ戦で勝ち負けを繰り返しながら、タイで本当に盛り上がると言われる、昇格をかけたプレーオフへ奇跡的に進出。
熱く盛り上がるサポーターで埋まるアウエイのピッチでプレーする楽しさと、乱闘騒ぎになるほど理不尽な笛による、絶対に敵わない見えない力との戦い。
あっという間の毎日の中、大学卒業してから4年の月日を経て、やっと自分が求めていた環境の中、サッカーを楽しむことができ、周りの評価を気にするのではなく、自分の「なりたい姿」にフォーカスし、今のサッカーできる環境と応援してくれる人がいることに感謝することを忘れずにプレーしてきた結果。
全日程を終え、リーグ戦の『得点王』に続き、2015年、Division2 『年間優秀選手』に選ばれました。
新聞の記事に載った小さな勲章。けれどこれは、1年間の全てがここに評価されたものであり、自分で掴んだ初めての結果、自分が変われたと確信できる本当に嬉しい出来事です。
タイにも1人のプロサッカー選手としてプレーできる熱い環境とやりがいがあることを伝えたくて、ブログを通してあまり知られていない下のカテゴリの様子を発信してきました。
活躍すれば様々なものに取り上げられ、自分がプロなんだという実感も湧き。熱いサポーターの中でプレーするあの感覚と、ゴールを決めたときのあの瞬間の歓喜は、そこに立ってプレーする選手だけが味わえるもの。
先日、国立競技場にFA杯決勝を観戦に行き、そこには数万人のサポーターで満員に埋まる、熱気と質の高いサッカーがありました。
問題も沢山起こり、素晴らしい環境と言い切れないことも間違いありませんが、タイにもタイらしい魅力と良さがあります。
あの国立競技場に集まるサポーターの前でプレーすることも、自分の「なりたい姿」のひとつです。
今年の気持ちの整理と準備はできました。
しっかりと地に足を着け、変わらず一歩一歩ずつ前進し、2016年、どんなときも楽しむ気持ちと感謝の気持ちを忘れずに表現し、応援してもらえる選手でいれるようプレーしていきます！
いつも同じことを言ってると思うかもしれませんが、本当に僕がサッカーを続けていくのは多くの応援と支えがあるからです。
本当にありがとうございます。
今年もよろしくお願い致します！
まずは、チーム探しから。
またしっかりと報告します！
皆さんに健康と幸福が訪れますように。
久保木優