岩崎MARK雄大の6月出演作品、

ハイソでフレンドリーなリーディングショウ!



三輪えり花のお送りする

シェイクスピア遊び語り第13


『空騒ぎ』

Much Ado About Nothing



2017年6月8日(木)〜11日(日)

@四谷 絵本塾ホール


原作:W.シェイクスピア

翻訳・構成・演出:三輪えり花


【出演】

三輪えり花
LUTHERヒロシ市村
岩崎MARK雄大
岩田翼
鈴木美紗

料金:4,500円

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少人数による、上品で親切なリーディングショウ



【シェイクスピア遊び語り】とは?


シェイクスピアのものがたりを、出演者同士のトークやスライドによる解説、英語の原文の台詞も織り交ぜ、上品に遊びつつ朗読するリーディングショウ。


イギリスでシェイクスピアを学んだ演出家の三輪えり花さんが展開し続けて来た、上演よりも一つ身近な感じで、予備知識がない方にもシェイクスピアを身近に感じてもらい、耳で味わって楽しんでいただこうという企画です。




初の稽古参加、でも出演は二度目?!



今回初めての正式な出演です。初めて、創作から稽古に参加させていただいています。


ただし、実は昨年6月、カクシンハンの一ヶ月ロングラン公演『カクシンハン版 リチャード三世』/ POCKET HISTORY『ヘンリー六世 三部作』の翌週に、シェイクスピア遊び語り『ハムレット』の受付をお手伝いに行ったときに、出演者のお一人が体調不良で急遽降板してしまい、翌日の二公演を急遽代役登板させていただくという、稀有な機会をいただきました。


その節は、急だったのでSNSだけでのお知らせでしたが、前日のお知らせにも関わらず観に来てくださったお客様もいらして嬉しかったです。ありがとうございました!


今回は6月8日(木)〜11日(日)の上演となります(シェイクスピア遊び語り『空騒ぎ』公演詳細)。

普通の公演ではない、音楽会やディナーショウのような感覚で、台詞や設定の親切な解説などを聞きながら、なるほどシェイクスピアにはこういう話もあるんだと楽しんでいただき、その中で悪ノリしている僕を楽しんでいただければと思っています。




演出家、三輪えり花さん。



ELICA MIWA プロフィール

http://elicamiwa.com/profile/


三輪えり花さんと初めてお会いしたのは、ちょうど十年前。RADA(英国王立演劇学校)のワークショップを東京で受けたときに、えり花さんが通訳として参加されていました。


以降、常々多方面でご活躍されているえり花さんといつかご一緒したいと思っていました。そんな、国際的な感覚を持つ演劇人として尊敬する先輩のお一人です。


そんなえり花さん企画ならではの稽古初日。


British Style(えり花さん談)の、

テーブルけいこ with Teaです。


【稽古初日のぞき見動画】

http://youtu.be/Ny2b-ZCA4V0?a


「これがイギリス式なんだよ!  アル・パチーノの『リチャードを探して』(Wikipedia:映画「リチャードを探して」)でもやってたでしょ!」


と、えり花さんは楽しそうに語っていました。いまだかつて経験したことないレベルでアットホームな稽古初日でした(笑)。




ピアノの生演奏付き♪  生歌も♪



3月のカクシンハンPOCKET05「夏の夜の夢」ではドラムのユージ・レルレ・カワグチさん(twitter:_ユージ・レルレ・カワグチ)と、5月の疎開サロン「ワーニャ伯父さん」ではヴァイオリンの柴貴子さんと。そして遊び語りではピアノの加藤千晶さんと。


ミュージシャンとのセッションが続くのも楽しみの一つです。しかも、ちょうど皆違う楽器!


戯曲、というくらい、演劇の台詞も音楽性が大事です。生演奏ならではの、言葉と音楽のセッションも楽しんでいただければと思っています。


また、出演者の一人、オペラ・ソウルのバス歌手であるLutherヒロシ市村さんの生歌も、格調高く作品を彩ってくれます!




英語の台詞! Shakespeare in English.



カクシンハンでは最近英語を取り入れさせていただく機会も増えていますが、イギリス英語も操る三輪えり花さんによる企画ならではの、シェイクスピアの原文の台詞を取り入れた上演になっているのもオススメのひとつ。


英語の台詞を、日本語と合わせて生で聴く機会は貴重です。親切に解説を交えてお届けする遊び語りならではの、時に原文と翻訳を行ったり来たりするスタイルの中で、原文の持つリズムや響きも味わっていただけます。


イキイキと英語の台詞をたくさん喋っている岩崎MARK雄大にもご注目ください(笑)。




■ ご予約受付開始しています!



5月のワーニャ伯父さんもぎゅっと身近な空間でしたが、こちらの遊び語りも元々はライブハウスでやっていた企画を人気のためもう少し広い会場でやるようになったという規模の作品で、一回あたり四十人程度にしかご覧いただけない上演です。


四谷駅から歩いて10分ほどの、閑静な住宅街の中にある絵本塾という小さなホールで上演致します。



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【遊び語り『空騒ぎ』ご予約サイト】はこちらです。


【遊び語り『空騒ぎ』予約フォーム】

例によって、応援している出演者の名前のところで【岩崎MARK雄大】とお選びいただけると、応援が届きますのでよろしくお願いいたします!


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それでは、シェイクスピア遊び語りへのご来場、心待ちにしております♪




◆岩崎MARK雄大◆

いよいよ開幕、


疎開サロン『ワーニャ伯父さん』
2017年5月25日(木)〜28(日)
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会場《SOOO dramatic!》へのご案内です!



■ 会場への行き方を教えて!


疎開サロン公式より拝借した
会場までの道順を掲載いたします。

少しわかりにくい場所にありますが、入り口にオレンジ色の立て看板が出ていますので、それを目指してご来場ください。(上にもこのオレンジの看板があり、その下道沿いに立て看板が出ます)
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日比谷線入谷駅より徒歩1分
2番出口(出ると右手に「銀だこ」があります)を出て、目の前の「言問通り」を渡ります(赤い看板「たけうち」の方へ)。「たけうち」正面に見て、右手の路地を入ります。およそ3軒ほど進んだ左手が会場です。


JR鶯谷駅より徒歩5分強
南口を出て左方向へ進むと、階段があるので下ります。そのまま直進し、「鶯谷駅下交差点」まで来たら右折します。「根岸一丁目」交差点を通過し、さらに直進すると「入谷鬼子母神」が右手にありますので、次の路地を右折します。そこからおよそ3軒ほど進んだ左手が会場です。


JR上野駅より徒歩10分
入谷口を出て、左折します。しばらく直進すると「北山珈琲店」がありますので、正面に見て右手の路地を入ります。300メートルほど直進すると右手に会場があります。


会場ホームページ



■ 開演時間もお間違えないように!


タイムスケジュールはこちらです!


525日(木) 14:00☆19:00★

526日(金) 14:00★19:00☆

527日(土) 14:00★19:00☆

528日(日) 13:00☆17:00★


{エレーナ役ダブルキャスト出演回:

桑原なお外村道子}


開場は、開演の30分前です。

25日(木)15時の回のみ、プレビュー公演500円引きでご覧いただけます。

526日(金)夜の回限定イベント開催開場中、ソプラノ歌手の荒牧小百合さんとバリトン歌手の藪内俊弥さんによるプロローグライブを開催いたします。




■ どんな舞台なの?


《疎開サロン『ワーニャ伯父さん』のススメ》
という記事を書かせていただいております。
こちらをご覧ください!


《疎開サロン『ワーニャ伯父さん』公演詳細》


《岩崎MARK雄大扱いチケット予約サイト》




たくさんのご来場をお待ちしております!


自分の人生、映画みたいにドラマチックだと思っていますか?

今回の作品は、映画の主人公のような奇跡や運命やドラマチックな展開があるわけではない、繰り返す日常の生活を送っていく中で、意志を持って生き続けていく人間の力に触れていただける作品だと思っています。

台東区の片隅で、1日2回、4日間、濃密な人間ドラマをお届けするので、是非目撃しにいらしてください。

それでは劇場にてお会いしましょう!
どうぞよろしくお願いいたします!


◆岩崎MARK雄大◆


毎度お馴染み、オススメシリーズ、今回は疎開サロン『ワーニャ伯父さん』(5/25-28)のススメをお届けします。




毎日の生活に満足、してる?



目の前の仕事や、生活のあれこれを1つ1つこなしながら、毎日をそれなりに一所懸命生きていて、色んな不満も口に出すけれど、まあまあ明るく、満足できる生活を送っている。


でも、ふと、どこかで何かが違ったら、自分にももっと輝かしい人生があったのではないか、と感じたり。


ともするとそんな局面にふと立たされて、もしかしたらここが自分の人生のドラマチックな瞬間かもしれない、と一瞬思ったりする。


でも自分は、結局、日常のレールは踏み外さず、また毎日の生活に戻っていく。


でも、その経験を経て、そこからは日常を、ちょっとそれまでよりも前向きにとらえて生きることができたり、して。



……これは、現代の東京で生きる日本人の話



ではなく、



チェーホフの戯曲『ワーニャ伯父さん』に出て来る1895年頃の登場人物の話です。





満足な人生を送りたい、生活者たち。



王族や軍人、政治家、良家のお嬢様や貴族が主役のシェイクスピア作品と違って、チェーホフ作品に登場するのは日常生活を送っている人たちです。


そんな、『ワーニャ伯父さん』の登場人物たちを紹介します。



《退職して肩書きがなくなったら凡才だと判明してしまった大学教授セレブリャーコフ

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廣畑達也



《美しいしか取り柄がないその若い後妻エレーナ

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外村道子

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桑原なお


《教授と最初の妻との間の娘、誠実で働き者だけど器量が良くないと悩むソーニャ

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吉田由布子



《元々はインテリだっだが妹のために農民になることを選んだ、最初の妻の弟ワーニャ

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小林裕



《結婚直後に逃げた妻にお金を送り続けて没落した元地主テレーギン

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坂本翠



《環境問題に強い関心を持っているが仕事に忙殺されている田舎の医者アーストロフ

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岩崎MARK雄大



《淡々と生活する、神様への信仰心が強いソーニャの乳母マリーナ

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黒木佳奈



《田舎で女性解放運動に入れ込んでいる、教授の信者、最初の妻の母ヴォイニーツカヤ夫人

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三輪絢香


《そしてこの作品の舞台である教授の最初の妻ヴェーラの実家で働く下女

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郷間楓子


それぞれが、自分の日常を、ただ幸せに生きようとしている中で、否応無く起こってしまった些細な不幸のドラマに巻き込まれ、それでもそれぞれがまたその先の人生を、生き続けていくしかない。そんな、身近であり普遍的である、作品です。




全ての問題のはじまり。



この物語が始まる前の話。



大学教授のセレブリャーコフとその後妻エレーナは、彼の活動を応援する先妻の実家で働く義理の弟ワーニャと先妻の娘ソーニャから仕送りをもらいながら都会で暮らしていた。ところがいざ教授が退職してみると、肩書きのなくなった彼には書いた本を売って生活できるほどの価値も地名度もなく、都会で暮らすお金に困り、先妻の娘が済む先妻の実家に転がり込んできた。



ここからこの物語は始まります。


精一杯生活している田舎の人たちと、そこに転がり込んだ都会人との間の、生活習慣の違いから生まれる苛立ち、妬み嫉み。そこに人恋しい男女の愛されたい/愛したい願望が絡み合って生まれる日常の延長線のドラマ


ここに、現代トーキョーでチェーホフの『ワーニャ伯父さん』を上演する意味があると感じています。




実験が渦巻く稽古場。



固定稽古場へ移動し、絶賛稽古中の疎開サロン『ワーニャ伯父さん』。作っては壊しを繰り返す中で、お客様が鑑賞するのではなく、自分たちの生活の先にあると感じて、登場人物を愛おしく思い、馬鹿だと感じ、でもそういうとこあるよね、人間って、と思ってもらえる作品を創作しています。


どこまでチェーホフに忠実に壊し、本質を捉えて現代との距離を縮められるか、挑戦の日々を重ねています。


その成果を目撃し、共に作品を創り上げるお客様になって欲しいと思っています。





岩崎MARK雄大の、カクシンハンではもしかしたら見られない役回り?!



今回、アーストロフという役を演じさせていただいているのですが、この役は所謂二枚目の役回りです。


最初はチェーホフと組んでいた演出家のスタニスラフスキーが演じ、後にイギリスではあのローレンス・オリヴィエも演じ、今年8月に日本でやるケラリーノ・サンドロヴィッチ氏演出の上演ではおそらく横田栄司さんが演じる役回りです。


アーストロフは、作品の中で、女性に愛され、女性とつながりを求め合います。多分カクシンハンでは、こういうとき女性側をやるので、今回は貴重だと思います。


カクシンハンでは見られない一面を是非観にきてください!




まもなく、5/25(木)~28(日)の上演。



いよいよです。


広めの空間(舞台面はカクシンハンの『マクベス』よりちょっと小さいくらい)ながら、毎公演60席限定という贅沢な作りになっているので、観に来ていただければお得に感じてもらえると思っています!

(会場:SOOOdramatic!


まだ予約受付中なので、是非ご検討ください! 



【疎開サロン『ワーニャ伯父さん』詳細】

http://ameblo.jp/yudaiiwasaki/entry-12261789614.html




【岩崎MARK雄大扱いご予約フォーム】

https://www.quartet-online.net/ticket/vanya?m=0fbghgb


(応援しているキャストの扱いでご予約いただければ、応援が届きますので、それぞれ応援しているキャストのところから是非ご予約ください!)



【上演とは別イメージのトレイラー動画】

https://youtu.be/yY5IAaAkuDM




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台東区でお会いしましょう!



今回客演させていただく疎開サロンは、演出家の田丸一宏、俳優の黒木佳奈、カメラマンの笛木雄樹、ギタリストの木谷仁による、台東区を中心に活動しているユニットなので、上演も入谷(鶯谷)という、なかなか観劇には行かない場所で行います。


【会場:SOOO dramatic! への道程】

https://ameblo.jp/yudaiiwasaki/entry-12277682799.html



新しい芝居を観に行くと共に、東京の新たな一画を開拓するつもりで来ていただければ、また何か刺激を得てもらえるのではないかと思っています!


生活する人たちの芝居をやるのにぴったりの会場です!




■ 最後に…



長々とご案内させていただきましたが、いつもながらですが、お互いにこの上演からたくさんの刺激を受けて、日常を少しでも幸せに生きられればと思って、この記事を書かせていただきました。


劇場にいらした際には、近い距離感のお芝居ですし、是非お気軽にお声掛けいただければと思います。皆様の喜びが演じ手の喜びです。


沢山のご来場をお待ちしています!

どうぞよろしくお願いいたします。



◆岩崎MARK雄大◆

2017.5.16