カードショップ経営立て直し お店に問題はつきもの | 日本カルチャー協会 認定講師 みずおち

日本カルチャー協会 認定講師 みずおち

講義内容「飲食店の店長に必要な計数」
「飲食店の儲かるメニュー動画活用術」

こんにちは。水落です。



「こんなに酷い事があるんでしょうか。」



定期面談の際のオーナーの言葉でした。



「お店の売上が下がって厳しい事も


仕入れができない事も、


電気が止められそうになったりした事も


知っていて、売上を上げるために頑張ってくれていると


思っていたのに。


アルバイト代を払うために新聞配達を始めたのに。


それを知っていても、ずっと不正をしていたなんて。


信用していたのに、残念で仕方がありません。


全身の力が抜けてしまいました。」



オーナーの言葉です。



最初はオーナーは不正はないと言っていました。


しかし、実際は不正がありました。


そのアルバイトが何を考えていたかまではわかりませんし、


わかりたいとも思いません。



ショックな事ではあったと思います。


気が付くのが遅かったかもしれません。



でも、気が付かないよりは良かったと思います。


今までの損害はまだわかりませんが、


このまま何ヶ月も続けばもっと被害は大きくなっていました。


お店が潰れたとしても、潰れた原因がわからないままだったと思います。



その原因がわかり、排除できたことは、


お店にとって大きな前進だと思います。


信用していた人に裏切られることは非常につらい事だと思います。


つらい事は誰だって嫌な物です。


しかし、お店をやっていればつらい事は何度も起こりえます。


むしろ、つらい事が無いお店は無いと思います。


つらい事、つらい時期を


乗り越えれば乗り越えるほど、


お店も人も成長できると信じています。



オーナーにはこれから、


被害届を出してもらい、


損害賠償請求の訴訟を起こしてもらう事になります。


債務整理も進めてもらいます。



これからお店を始めようと思っている方は


将来の為の参考にして行って下さい。



次回は内部不正があった場合の対応方法を書きます。