■本日の結論
『わたふこ』の中に、はるきゃんを見た!
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はるきゃん絶賛の『わたしは全然不幸じゃありませんからね!』(わたふこ)を買って読んだ。
「1章 わたし」「2章 ともだちとわたし」は基本的に自虐マンガなのだが、タイトルの通り「わたし=作者」は不幸には見えない。
貧乏ではあるようだが、ともだちもいるし飲みにいく程度の金はあるようだし、なんだかんだいって単行本出せてるし、これで不幸とかいってたらバチが当たる。
一方、「3章 レバ刺しとわたし」は趣が変わり、純度の高い恋愛マンガといえよう。
以下、好きなところ。
■1章「イケメンとわたし」(P.21)
ここでの「イケメン」を「はるきゃん」に置換したら、推しとcanとの関係、さらには握手会における推しの気持ちを表現しているのではと思えてならない。
■3章「2008年12月13日」(P.115)
3章の扉にあたる作品。
レバ刺し→はるきゃん、主人公→自分 と置換して読むと、台詞がピタリとはまりすぎて泣ける・・・
■3章「2011年6月4日」(P.129)
このあたりからなんとなく「別れの予感」が漂ってくる。
会えなくなる日が近いことを念頭に、ひたすら想いを伝えようとする主人公(=推し=自分)。
そんなことはにはお構いなしで自分が気になることを問い詰めるツンデレなレバ刺し(=can)。
推しとcanが「別れる」日が来るとしたら、まさしくこんな感じなのではなかろうかと想像すると、ここでも泣けてくる・・・
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| 石田晴香 |
|はるきゃん|
| きゃん |
| can |
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