九頭龍の生贄 | 心に光を呼びます Padme★yuki

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誰の心にも、神様とのホットラインはあります。
いろんなもので隠れてしまってるだけです。
私でよければ、見つけるお手伝いをします。

 


神奈川県に住んでいる私は
過去に何度か、箱根の芦ノ湖へ行ったことがあったが
その度に、いつもいつも目が引きつけられた
湖の中の鳥居6069.gif
 
その神社が、

九頭龍神社だというのを知ったのは
だいぶ最近のこと。
(元から、霊感あったわけじゃないから)

2011年の元旦
友達と箱根へ行ったので、その旅行中に
九頭龍神社へも行こうと話していたが
予定変更になって行けなかった。
旅行から帰って、
まだ正月も明けない、
子供もまだ父方の家に泊っていて
一人で家でくつろいでいた時・・・

九頭龍へ一人で来い

とのお告げ。

(一人で行かなきゃいけなかったから、
 友人とは行けなかったんだなと思った)

そして、一人で九頭龍神社へ行き・・・
辿り着いて
ぼぉ~~~~~っと、

湖面を眺めていた・・・

すると、
頭の中に、
白い着物を着た女性が
湖の中へ歩いて入っていく

ビジョンが見えた。

なんだろう?
私に、こうしろってことなのかなぁ?

などと考えながら撮った写真がコチラ。
九頭龍神社 
  
九頭龍神社 
 

なんだろなぁ?
と、ぼんやり考えながら、帰宅。

その後、数か月たったある日
家でくつろいでいた時に
ふとした瞬間に、
あれが私の過去世であるとわかった
(ほんとに突然わかる!)


どんどん明確になってきた
その前生のお話を書きます。


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箱根の芦ノ湖の龍は、
たびたび雲を呼び

嵐を起こして湖を氾濫させ
周辺の村人を苦しめていた。
そのため、村人たちは、
龍を鎮めようと、
村の中の乙女を

生贄として龍に捧げていた。

選ばれた娘は、

縄で縛られ、

岩をくくりつけられて
舟から湖へ落とされる。
泣き叫びながら舟から落とされる。
そんな光景を何度も繰り返してた。

ある時、また生贄を選ぶ時がやってきた。

初潮を迎えた乙女でなければ生贄になれない。


私は、やっと初潮を迎え、

この時を待っていた。

「私が生贄になります」

と、立候補したのだ。

みんな、驚いてこっちを見る。
立候補する娘なんているわけがないし、
今までも誰一人としていなかった。

「私は、自分で(湖に)入るから、
 舟から落とさないで!
 あんなことしないで!
 私が行って、龍に言ってやる!」


その話は近隣の村々にまで伝わり
私が入水する当日は見物人がいっぱい(笑)
本当に歩いて入るなんて、

あんな小娘にできるのだろうか?
と、みんな興味津津。

いろいろ儀式を済ませ
張りつめた空気の中
湖水に足を入れる・・・
一歩一歩、歩いて、

足がつかなくなると
沖で待機している舟のところへ泳いでいく。
そこで、湖底に沈むための岩をもらうと
前もって決めていた。
しっかり岩をつかんでいなければ
身体が浮いてきてしまうから
うまく岩の下に身体を入れなければ!
なんて考えながら
タイミングを整え
大きく息を吸って
岩をもらった。
うまく、岩の下に身体が入って
そのまま沈んでいく・・・

深く深く
沈みながら
頭の中で
「来い!龍!」と思うと
水中の中に龍の姿が見えた。
すごく静かで厳かで、
やさしいかんじで
こちらを見ている・・・
喰うわけではないのが
伝わってきた・・・

待っていたぞ
一体になろう


そう聴こえた瞬間
意識を失った。


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ここまでが、私の記憶。
ここから先は
九頭龍神社を建てた人からの話。


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その翌年
また村から一人、生贄の乙女が選ばれた。
人々から、

「お前もあの娘のように歩いて入れ」
と言われて、
そんなことできないと
道端で泣いていた。
そこを通りかかったのが
鹿島神宮を建立(749年) したあと、
朝廷の命により、

箱根の山岳信仰を束ねるために
箱根へ来た

万巻上人
 (箱根神社(757年)を建立。
 熱海の温泉も、

 薬師如来のお力を借りて
 温泉の水脈を
 海から山へ移動させたのも万巻上人)

「どうして泣いているのか」
と、その娘に尋ねた。
話を聞いた上人は
「人を生贄にするなど、ならぬ。」

と法力によって
芦ノ湖の龍を

護り神としてあれ と
祀ったのだ。
(やっつけるようなことはしていない)
そして、

生贄になった何人もの娘たちの鎮魂
あの神社は兼ねている。

龍は、悪さをしていたのではない。
そなた(私)を探していたのだ。
一体になるために。
そなたがかの地に生まれたことを知り
吾はここにいるぞと、示していたのだ。
犠牲になった娘たちには申し訳ないが
これも、さだめ。
そなたと一体になったことで
あの龍は九頭龍になったのだ。

最初から九頭龍なのではない。


信じるも信じないも
アナタ次第な
万巻上人から教えてもらったハナシ
(この話を書く時は、手伝うと言われてました)



ちなみに
龍は、人を食べません。


生贄というものを
神が欲したことはありません。

どれだけ神を崇めているかという
気持ちを見せたいために
人間が勝手に作りだした儀式

龍は、素直です。
(龍も狐も、精霊たちはみんな素直)
敵意を示す相手には、敵意を。
友好を示す相手には、友好を。
怖がるなら、恐怖を与えます。
あなたの心が求めているものに
応えます。

神の和魂(にぎみたま)の部分しか見ない
偏った人には、

偏ったものを。
荒魂(あらみたま)を見せようともします。

ご利益(見返り)を期待して

神を崇める人には
与えた分、奪います。

すべて、あなたの心を写す鏡となります。


龍の生贄として沈んだ他の娘たちは
恐怖の心で龍を見ていた。
だから、龍は恐怖を与えた。
娘が恐怖を欲していたから。
娘の求めに応じただけです。

わかるかな?


精霊が素直だっていうのは
人の想像を超えるの。

親切で

恐怖心にお応えするんです。

 


だから
これ、大事なこと。

自分の心が
世界を創る。


何事も、自分の心次第なんだよ