瓢箪から駒、甚平から愛 2 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。






Side S





次の番組のスタジオに向かいながら、ニノにどうやって買い取りさせるか思案する。



だって、いい機会だと思うんだよね…。あの二人。



もういいんじゃないかな、と思う…。



二人とも、想いを抱きながら、核心のところを隠しているのはもうずっと前からわかっている。



はたから見ていてじれったい。







買い取りの件は、衣装さんに言っとけばいっか…。



確か、顔見知りのスタイリストがニノの出演番組にも関わっていたはずだ。



と、思っていたら、廊下で探していた人物とばったり出会った。



「お、山田さん。探してたんだよ。」



「櫻井さん!久しぶりです。何か御用ですか?」



「うちの二宮が、今日の衣装さ、甚平の。着心地いいから、欲しいなあって言ってたよ。買い取りって出来るのかなあ?」



「できると思いますよ~。確認して二宮さんに話しておきますね」



「うん、よろしく」



これでよし。あとはニノがちゃんと入手したことを確認して智くんにメールだな。



こういうのを機会に二人がうまく行ってくれるといいんだけどな…。



山田さんがニノのいるスタジオの方に歩いていくのを見ながら俺はそんなことを考えていた。