君の青空、僕の太陽 33-3 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。








Side N






「…ニノ…」


大野さんはバスタブにしゃがみこんで俺を抱きとめて、そのままバスタブの反対側の壁面に背中をつけて、俺を抱き寄せた。

2人の荒い息と、シャワーの音だけが響く。


「ニノ…すごい感じてたね…」


「ん…」


「あのへんな薬、まだ効いてたりしない?」


大野さんはいたずらっぽく笑って俺の頭を撫でた。



あんなの、もう効いてない。



もう効いてないけど…



この場合、効いてないのにあんな感じちゃってるってことになんのか…



すげー恥ずい…



俺は大野さんの首筋に顔を埋めて、そのままかすかに首を振る。

大野さんがふふっと笑う気配がした。


「ニノ、立てる?先上がっといて」


「大野さんは?」


「ここ、キレイにしてから行くから」


「わかった…」


恥ずかしくて、そのままふらふらとバスタブを出る。


「ニノ」


大野さんが呼ぶから振り向くと、彼はバスタブに肘をついていた。


「ベッドで待ってて」


満面の笑みで言われて、顔が熱くなる。風呂場を出ると、身体から湯気が上がった。