あ・ま・い・の・1 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。



こんにちは、雪乃です。


VS見ました…

そんであの、ニノちゃんが智くんを咎めてたシーンで、
「なんじゃこりゃ~ヘ(゚∀゚*)ノ」
ってなりました。

「妄想のタネになりそうだからお話書いてください」ってとてもありがたい、嬉しいコメントをいただいていたんですが、見たらホントに妄想話書きたくなりました♪( ´▽`)

だっていろいろてんこ盛りすぎて…




で、予告しておりました妄想の方は…


なんだか、ホントに甘いのか不安になってきましたが、あげちゃいますヽ(´o`;


ニノちゃんの格好のイメージはマエガキご参照くださいませ♡



では~













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Side O






10日ぶりにニノの部屋のドアを開ける。


「大野さん、おかえり…」


すこし照れくさそうに「おかえり」って言いながら、玄関まで出迎えてくれるニノの姿は…

長い袖と長い着丈の、体をゆったりと包むチュニック風の真っ赤なパジャマで、俺が事前に送っておいたもの。


「それ…」


「あ、これ…着てみましたけど…」


「かわいい…かわいすぎる…」


俺は靴を脱ぐのももどかしく、焦って玄関にあがる。


「あ、大野さん…」


反射的に後ずさろうとするニノを抱きすくめる。


「やっぱ似合う…」


「苦しいってば」


「あ、ごめん…」


俺は身を離して改めてニノの姿をまじまじと見た。ゆったりとした襟から真っ白な肌が覗いている。長い袖に丸っこい手が半分ほど隠れてしまっていた。



うーん…これが翔くんが言ってた萌え袖かぁ…


可愛いじゃん♡


ニノの二の腕に片手ずつ添えて全身を見て、また視線を顔に戻す。


「ふふ…ニノ、かーわい…これ、誰に買ってもらった?」


にこにこして聞くと、ニノは戸惑いの表情を浮かべた。


「な…なんでそんなこと聞くのよ」


「いいから」


「えと…リーダーに…」


「リーダーって?坂本くん?」


笑って言うとニノはふくれっ面になった。ぶんぶんと首を振る。


「違うでしょ!嵐のリーダーっ!」


「名前は?」


「大野さん…」


「ちがうって」


ふふっと笑って、膨れた頰にちゅって口付ける。


「?」って顔のニノの首に、腕を巻きつけて至近距離で囁いた。


「サトシでしょ?ほら言ってみ?」


「は?」


声は尖っていたけれど、ニノの耳は見る間にピンク色に染まっていった。


「さ…サトシが…」


「うん」


「買って、送りつけてきた」


「送りつけたって…失礼な奴だな…これ、今人気で入手難しいんだってよ」


翔くんに「ニノに似合うだろうから、智くん買ったら?」って勧められたことは黙っておく。


「今日はでも、素直な方だな、お前…かわいい」


「素直な方って…俺はいつも素直でしょ…」


「いや、なんか、こんな風に迎えてくれるとか」


「だって…すごい…久しぶり…なんだもん」


「ふふ、俺に会いたかった?」


俺がにこにこしてニノを見つめると、ニノは一瞬黙った後、ウルウルな瞳になってこちらを見ながら素早くこくっと頷いた。

そして、目を伏せて、俺の顎あたりを見つめた。ややあって、意を決したかのようにまた視線を合わせる。


「えと…大野さん…キ…スは?」


ニノは言葉の最後の方になるにつれ、小さな声になって言った。


「ふふ…ニノ、キスしたい?」


また、ニノが口を尖らせる。


「した…いよ…大野さんは?したくないの?」


一瞬、不安そうな顔になるニノに胸が騒いだ。


「俺もしたい…さして…」


最後の方は、小さなかすれ声になった。

そっと唇  を重ねる。ふわって上唇を柔らかくすくい上げて、舌  をくちゅっと差  しこむと、ニノが俺の背中に回す手に力を込めた。