こんにちは、雪乃です。
VS見ました…
そんであの、ニノちゃんが智くんを咎めてたシーンで、
「なんじゃこりゃ~ヘ(゚∀゚*)ノ」
ってなりました。
「妄想のタネになりそうだからお話書いてください」ってとてもありがたい、嬉しいコメントをいただいていたんですが、見たらホントに妄想話書きたくなりました♪( ´▽`)
だっていろいろてんこ盛りすぎて…
で、予告しておりました妄想の方は…
なんだか、ホントに甘いのか不安になってきましたが、あげちゃいますヽ(´o`;
ニノちゃんの格好のイメージはマエガキご参照くださいませ♡
では~
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Side O
「大野さん、おかえり…」
すこし照れくさそうに「おかえり」って言いながら、玄関まで出迎えてくれるニノの姿は…
長い袖と長い着丈の、体をゆったりと包むチュニック風の真っ赤なパジャマで、俺が事前に送っておいたもの。
「それ…」
「あ、これ…着てみましたけど…」
「かわいい…かわいすぎる…」
俺は靴を脱ぐのももどかしく、焦って玄関にあがる。
「あ、大野さん…」
反射的に後ずさろうとするニノを抱きすくめる。
「やっぱ似合う…」
「苦しいってば」
「あ、ごめん…」
俺は身を離して改めてニノの姿をまじまじと見た。ゆったりとした襟から真っ白な肌が覗いている。長い袖に丸っこい手が半分ほど隠れてしまっていた。
うーん…これが翔くんが言ってた萌え袖かぁ…
可愛いじゃん♡
ニノの二の腕に片手ずつ添えて全身を見て、また視線を顔に戻す。
「ふふ…ニノ、かーわい…これ、誰に買ってもらった?」
にこにこして聞くと、ニノは戸惑いの表情を浮かべた。
「な…なんでそんなこと聞くのよ」
「いいから」
「えと…リーダーに…」
「リーダーって?坂本くん?」
笑って言うとニノはふくれっ面になった。ぶんぶんと首を振る。
「違うでしょ!嵐のリーダーっ!」
「名前は?」
「大野さん…」
「ちがうって」
ふふっと笑って、膨れた頰にちゅって口付ける。
「?」って顔のニノの首に、腕を巻きつけて至近距離で囁いた。
「サトシでしょ?ほら言ってみ?」
「は?」
声は尖っていたけれど、ニノの耳は見る間にピンク色に染まっていった。
「さ…サトシが…」
「うん」
「買って、送りつけてきた」
「送りつけたって…失礼な奴だな…これ、今人気で入手難しいんだってよ」
翔くんに「ニノに似合うだろうから、智くん買ったら?」って勧められたことは黙っておく。
「今日はでも、素直な方だな、お前…かわいい」
「素直な方って…俺はいつも素直でしょ…」
「いや、なんか、こんな風に迎えてくれるとか」
「だって…すごい…久しぶり…なんだもん」
「ふふ、俺に会いたかった?」
俺がにこにこしてニノを見つめると、ニノは一瞬黙った後、ウルウルな瞳になってこちらを見ながら素早くこくっと頷いた。
そして、目を伏せて、俺の顎あたりを見つめた。ややあって、意を決したかのようにまた視線を合わせる。
「えと…大野さん…キ…スは?」
ニノは言葉の最後の方になるにつれ、小さな声になって言った。
「ふふ…ニノ、キスしたい?」
また、ニノが口を尖らせる。
「した…いよ…大野さんは?したくないの?」
一瞬、不安そうな顔になるニノに胸が騒いだ。
「俺もしたい…さして…」
最後の方は、小さなかすれ声になった。
そっと唇 を重ねる。ふわって上唇を柔らかくすくい上げて、舌 をくちゅっと差 しこむと、ニノが俺の背中に回す手に力を込めた。