甘いニノの 舌 をゆっくりとなぞって、くすぐって、自分の と絡 めていく。
「っふ…んっ…んむ」
俺の 舌 を受け止めながら、ニノが柔らかい 唇で、俺の 唇 をはさんで味 わうように動 かし始めた。
くちゅって音が何度も耳に届いて、体温が急上昇する。
「んっ…んっ…っふぅ…」
ニノの手が俺の髪に差し込まれて、もどかしそうに撫でた。
最後にちゅって強く吸 いあげて、唇を離すと、ニノは潤んだ瞳をこっちへ向けて微笑んだ。
「はあ…大野さんだ…」
「あまいね」
ふふっと笑いながら、もう一度パジャマ姿をちゃんと見る。袖に手が入っちゃってるのがたまらなくかわいい。
「お願いした通り、ちゃんと、着てて待っててくれたんだな」
「うん…でも、一つ謝んなきゃなんないことが…」
ニノは言いにくそうに目を逸らした。
「なに?」
首を傾げてニノを見つめると、ニノは長い着丈の裾のあたりを手で触 れた。その下は短パンになっているタイプのパジャマだ。
「今ので…ちょっと…その…汚れちゃったかも…」
消え入りそうな声でもごもご言いながら、裾を指でつまんでも てあそぶ。
「ふふっ、ニノ、もう汚したの?」
「…『かも』、だからっ」
ニノはゆでダコみたいに真っ赤になって、焦った声をだした。
「ふふっ…じゃあ、確かめてみような」
手をそっとそこへ伸ばすと、もう形を あ らわしてい る ニノの 中 心が布を押 しあげていた。