アイバースデイだからにのあい書いてみた 4 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。








Side N







いろいろと恥ずかしくて、ヘッドボードにもたれたまま、しばらく顔を上げずに呼吸を整える。


相葉さんは手早く体を拭ってくれて、スパッツを履かせてくれた。


「よし、これで大丈夫かな?」


「あ…相葉さん…」


俺が困った顔で見上げると、相葉さんは照れたようにふひゃって笑った。


「しちゃったねー、ニノ、どうしよっか?」


「ど…どうもしないでしょ…できないし…」


恥ずかしくて、目をそらす。

そのとき、ベッドサイドのテーブルに置いていた相葉さんのスマホがブルルと震えた。


「あ、翔ちゃんだ」


相葉さんはスマホを見てふふっと笑った。


「なんて?」


「『まだ二次会中?そろそろ寝ないと明日しんどいよ。おやすみ』…だって…もしかして、聞こえてるのかなあ」


「いやいや、ちゃんと聞こえてはいないでしょ…聞こえてたら…超困るし」


俺の言葉に相葉さんはまたふふっと笑ってベッドに上がると、俺をベッドに寝転がす。



「わっ」


「よし、翔ちゃんに言われたことだし、寝よ?」


ニコニコ笑った相葉さんは、俺を強引にベッドに寝かしつけるようにして、ぎゅっと抱きしめた。



一緒に寝んのか…



照れくさかったけど、それはそれでアリかと、俺はおとなしく相葉さんの腕に身を委ねた。


「秘密の二次会になっちゃったね」


「…ん」


相葉さんはぎゅっと俺を抱き寄せる。その手が腰のスパッツを撫でた。


「俺…このスパッツのまま寝んのか…」


思わず呟いたら、相葉さんはいたずらっぽい笑顔になった。


「ニノ、脱がしてあげよっか?」


「…遠慮します…」



ってか、そんなのまた始まっちゃうじゃん…



相葉さんの手が俺の背中を優しく撫でるのを感じながら、俺は夢に落ちた。


















-終-