Uncontrollable 3 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はご注意くださいませ




























Side M







「あっ……ぁ…あぁっ…」


リーダーの高い声は、顔を組  んだ腕  に突っ伏しているせいか、くぐもって聞こえる。


リーダーのしなやかな背中はホテルの部屋の間接照明に浮かび上がらせられて、惚れ惚れするほど美しかった。

芸術みたいな背骨の稜線が作る影を辿っていくと、その先に、俺とつながっている  腰  が揺れている。


「あっ…んんっ…んあっ…」


組  み  敷  いたときに感じたゾクゾク感なんて、とっくに超越していた。


「リーダー」


手を伸ばして前に  触  れてやる。


「や…今だめ…」


「はっ…すごいぬるぬる…」


腹  につくんじゃないかってくらい主張するリーダーのは、だらだらに  ぬ  れている。


「感  じてるの?」


きゅっと握  ったまま、背中を包  み込むように密  着して、耳元で囁くように言うと、リーダーは顔を伏せたままこくっと頷いた。


「もっと  動  いていい?俺もう  限  界」


言いながら、上  半  身  に手を伸  ばして  実  をつまむ。


「っあ、んっ…」


「動くよ?」


また聞くと、リーダーはちらりとこちらを振り向いて、こくっと頷いた。それを合図にぐいっと  突  く。


「んあぁっ…あっ…」


何度も穿  つたびに、リーダーの背中に映る部屋の灯りの影が、波みたいに形を変える。


「ここだった…よね…」


さっき確認したイイトコを、ぐりぐりと  攻  め始めるとリーダーはそのしなやかな  体  躯をよ  じら  せた。


「ぁあっ…ぁぅ……やっ…ああっ…」


リーダーがかすかに首を振る。柔らかな髪が揺れて、リーダーの甘い香りが鼻先をかすめた。


「やだ?」


「ぁ…やじゃない…けど…」


リーダーは、頰をシ  ーツに押  し付けたままこちらを見た。潤んだ瞳と寄せられた眉と、力なくかすかに開いた唇にどきりとする。


「このカッコがなんか…動物みたいだもん…」


子供みたいに唇を尖らせてみせるリーダーの顔と、引き締まった体のバランスが、俺を熱くさせた。


「でも感  じるでしょ?」


「あっ…感  じるっ…あ、あああっ…」


激しい  律  動  をリーダーの  体  に伝えていく。




ねぇ、リーダー…



あなたにこんなカッコさせるのは、



あなたのこと、






すごく尊敬してるからなんだよ?







「ああっ…潤っ…潤っ…」


「く…リーダー…っ」





その才能に惚れてる人を、





動物に戻せるなんて…

 



すげぇ、最高じゃん…





ぎゅっとシ  ーツを掴むリーダーの長い  指  先  を見ながら、俺はリーダーの  体  を掴んで一気に  奥  へ体  を送り込んだ。


「あぁっ…じゅっ…ん…ぁ…」


「智っ…」


弾けた瞬間、リーダーは顔を伏せたままだったけれど、弱いところを見せない野生動物みたいで、それはそれでまたよかった。




ま、



野生動物は、




オ  ス  同士でこんなことしないんだけどね…





俺は、人間であることの喜びと浅ましさを抱  きしめるがごとく、リーダーを抱  き寄せた。




















「な…寝  ちまっても…い?」


俺の腕の中で、リーダーは小さな声で聞いた。


「ん…いいよ、寝な」


短く答えながら、俺は安堵した。リーダーは、一瞬、ふにゃ、と笑うと、すぐに寝息を立て始めた。





よかった、寝  てくれて。









俺が、



「また俺の部屋来る?」って聞いてしまわないうちに…










腕の中で、無防備に揺れる前髪が可愛くて、俺はそっとそれを梳いてやった。
















...fin.