ご紹介でこの舞台を知り
「盲目の秋」という朗読劇を観劇させて頂きました✨
初めての朗読劇観劇✨✨
全員プロの、声優、ナレーターさんによる朗読
30歳という若さで亡くなった
詩人 中原中也の半生を描いた朗読劇でした。
歌もダンスもない、動きもほぼない朗読劇の世界は初めてでしたが、
ギターの生演奏と共に詩の朗読と同時にストーリーも進むので、改めて詩の重みや意味を知れて面白かったです✨
決して明るい作品では無かったのですが、とても考えさせられる作品でした。
私のなかで一番心に残ったのは以下の詩
汚れつちまつた悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れつちまつた悲しみに
今日も風さへ吹きすぎる
汚れつちまつた悲しみは
たとへば狐の革裘かはごろも
汚れつちまつた悲しみは
小雪のかかつてちぢこまる
汚れつちまつた悲しみは
なにのぞむなくねがふなく
汚れつちまつた悲しみは
倦怠けだいのうちに死を夢む
汚れつちまつた悲しみに
いたいたしくも怖気おぢけづき
汚れつちまつた悲しみに
なすところもなく日は暮れる……
うん。。深い