進路をどうする?【特別支援の現状を知る】 | 体育会系一家流、自閉症スペクトラムの子育て。ヨガと運動。

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高機能自閉症の長男を育て、もう10年!
保育士、体育指導、ヨガインストラクターの経験を活かして育ててきた事を整理しながらつづっていきます。
コトモットを立ち上げてからは、更新が遅れています。よければこっちも→http://s.ameblo.jp/cotomottoo/

『中学校で支援クラスに所属すると高校受験ができなくなる?』

という噂が小学校の支援クラスの親会で話題になりました。


来年中1になる子たちもいるため、
謎が謎のままでは不安!!

ってことで、今まで横のつながりを大事にするために集まった支援クラスの親の会。

中学校など、縦のつながりも大事にしたいと学校とも連携し保護者会が立ち上がりました。


そして、昨日が第1回。
中学校の支援クラスの先生も来てくれて、話を聞かせていただきました。


……が、
親たちの中には、
不安、不満が残る会となってしまいました。

先生の結論は、
●テストさえ受ければ…
●成績をつけてもらえれば…。


高校進学をするという選択は出来ます。

ただ、受かれば…の話ですが、


受かったとしても、
その高校で馴染めることが難しいかも。

それなら、初めから、
支援学校に行けばいいんではないか??

と。

なので、ほとんどの進路は、
支援学校。
職業訓練施設。
就労。
定時制。

内申も、最初つけていなくても、
途中からつけることも可能です。

とのこと。

「けど、進学するためには??
いつからつけていたほうがいいですか??」
の質問に。


受験のために、
最初からつける必要あるかどうか
ハッキリ分からない。。。


え!??∑(゚Д゚)

そんな事も知らんの??


ってことは、これまでの支援クラスの中で、そんな事例がないということ。


先生の話を聞いていると、

子どもたちに対して、

出来ない子

の、レッテルを貼っている感じ。


そんな話をしたら、

「小学校は、まだ
『がんばれー!!がんばってみんなに追いつくぞー』と応援出来るかもしれませんが、
中学校では、 
自立を目的としているので、
少々厳しい言い方をする事もあります。」


冷たさと、厳しさは違う気がするけど。


きっと。

この扱いが発達障がいに対する
いまの教育現場の現実。


イジメの問題もあって、
中学校では、高機能の子たちは、
支援クラスという選択はしないのかも。


重度の子たちに関わっている先生達なので、そんな考え方なのかな??と
思いました。


発達障がいという言葉。
だいぶ世間に浸透してきたかな?
と思っていたのですが、

まだまだ社会の中では、
理解されていない。


何年も前の支援クラスのままの考え方が、
根づいてる。と感じました。


長男が通う小学校でも、
いまでこそ、1人1人、
子どもに合ったやり方で手助けしてくれるようになりましたが、


入学したての頃は、
授業中に立ち歩いたり、
奇声をあげたり、
誰かに迷惑をかける子ではないので、

長男は、
支援クラスに行く必要はありませんよ。

と言われました。


パーそうではなくて!!あせる


『周りに迷惑やからって理由で
支援クラスに行くのは学校の都合。
彼自身が困ってるから、
私たちは、支援クラスを希望しています。』

と、手紙を書いたり、
発達検査をしてくれた病院の先生に相談したり。

最終的に夫婦で校長室で話をして
ようやく支援クラスでも授業を受けれるようになりました。

落ち着くまで、3年ほどかかったのですが
それは、また別の機会で。


特別支援教育。
まだまだこれから!!です。

いま、小学校が変わってきたので、
中学校が変わっていくのもきっと
これから!!

ただ、先生にも要望ばかり伝える訳にもいかなくて。。。


先日、こんなニュース記事をみつけました。→→→

特別支援教育、足りぬ先生 自閉症・情緒障害で通学、急増 指導法知らず困惑



学校と連携をとるためには、
家で出来ることは、家庭で教えていく。
学校だけに任せないことが大事だと思います。


なので、
私たちの保護者会。
最初は、どよ~んダウンと落ち込んだのですが、

●どんな選択肢がある?
●軽度の子の事例は??

ひらめき電球自分たちで調べよう!!という
前向きな結論がでました。


発達障がいの保護者の方が
もし、このブログを読んでいてくれたら、
中学校をどうしたか?
その先の進路など、
教えていただきたいです。
(=゚ω゚)ノ