久しぶりの投稿、喉のこと。 | YUMIは魚好き-昔は漁師と結婚したかった-、

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歌とお芝居と食べることが好きです。
全然更新していませんでしたが、これから細々とまた始めます(^_^)
どうぞ宜しくお願い致します!
2018年5月21日

こんにちは(^_^)
やっと梅雨らしくなってきて安心してます。

かなり久しぶりですが、
記録したくて、ちょっと長い記事をかきます。

6月上旬に仕事を辞めて、
いま声帯の治療のため
山王病院に通院をしています。

結論から言うと
7月10日に入院をして、
治験を除いてまだ日本で1人しか受けていない
全身麻酔での”ベーシックFGF”の声帯注射を受けられることになりました。

約三年前から悩んでいた
酷使された声帯、
このハスキーボイスを
治したい。と
治療法を沢山探していました。

元々、喉の使いすぎの喉頭炎から
始まったわたしの声帯。

最初はオペレーションをしていると
血が混じる痰が出たり
声が出づらく喉が痛い状態が続きました。

それでも放置していたら段々声が出なくなり、
一時期全く声を出すことが出来なくなりました。

さすがに危機感を覚えて
八丁堀の耳鼻科に通い詰め、
飲み薬(抗生物質とステロイド等)
を服用していましたが、
あまり良くなる兆しが無く
東大の音声外来の紹介状をもらいました。

そこで診断されたのは
慢性喉頭炎。
炎症が癖付いてしまっていて、治るのに時間がかかると言われました。

そこで炎症を抑えるための
ステロイド注射を声帯に二回打ち、
何日間か喋れない生活を送ったり...
飲み薬もステロイド。

ステロイド漬けの生活を1年送りました。

喋りやすくはなったものの
残念ながらハスキーボイスは治りませんでした。

ロケーションを異動してからは、
前より大声を出すことは減ったものの

同時にライブ活動もしていた為、

音域が狭まったこの声では
歌えるものも少なく
疲れやすい喉に対してストレスを感じていました。

そしていま、
一年勤めた仕事を辞め、

一つの目標を見つけられたのでそこに向けてきちんと喉を治そう。
と、
新しいボイスクリニックを探し始めた次第です。

まず目をつけたのが
山王病院。

大学病院で、
ボイスセンターの中でもトップクラスでした。

東大の音声外来も
一年経過しているので初診になるんだったら
山王病院で治療を受けたいと思っていました。

ただ紹介状がないので、どうしようと思っていたところ

山王病院のボイスセンターの医師が
独立して赤坂で別のボイスクリニックをやっていることがわかり、
声のクリニック赤坂こまざわ耳鼻咽喉科
というところに通うことにしました。

その
こまざわ先生に診てもらうと、

真っ直ぐでポリープでもない
声帯の炎症を通り越して、
再生しようとコラーゲンを作りすぎて硬く振動しなくなった声帯。

”瘢痕声帯”と言われました。

この状態だとステロイドをしても意味がない、かも、
でも一応炎症が少しでもあるかもしれないと。
初診の時にはデカドロンという吸入タイプのステロイドを処方されました。

喉の加湿器を買い、
それを毎日吸い、再診。

少しは良くなったものの、やっぱり手術が必要だと言われました。

お話を聞くと、
実はそのこまざわ先生は
山王病院でまだ現役で活躍されている先生で
火曜の午後に山王病院ボイスセンターで診て頂けることになりました。

とてもラッキーでした。

ただその手術、
ベーシックFGFの注射は

動かなくなった声帯に行う再生治療の一つでまだ日本で1人しか
治験を除いては受けていないのです。

とてもチャレンジだし
女性パフォーマーは声帯が太くなり
声が太く音域が狭まる可能性があると。

前例の手術成功患者は男性の
テノール歌手で
手術後声は戻り、低くなるぶんにはその方は問題はなかったようです。

リスキーだし、
とても、こわいけれど
手術を受けることに決めました。

そして先日の火曜の午後診療。

手術を受けるための
血液検査、尿検査、肺活量検査、x線の健康診断を受けました。

来週は声の検査を受けて、
手術の説明を改めて受けます。

全身麻酔での治療は初めてで
ドキドキしていますし、
不安があります。

でも三年以上悩んできた声が治ると信じて頑張りたいと思います。

長々と書きました。

記録としていまの気持ちやここまでのことを書こうと思ったのですが、
最後まで読んでくださった方はありがとうございます(^^)