お元気ですか?
一昨日の3時間練習から中1日で、今日は早くもフラの日。
クムが昨年10月に新しいハラウをオープンして、私はいわゆる1期生なのですが、その後2期生の募集があり、新しい後輩が増えたと思っていたら…。
そのほとんどが、ハワイ出身で子どもの頃からフラを踊っていた人々。
考えたらうちのハラウはほとんどがハワイ出身。ラスベガスは9番目の島と呼ばれるくらいハワイから移住して来た人が多く、それは大きなハワイアンコミュニティがあるとはいえ、この「子どもの頃からフラ」の比率の高さに、改めて冷や汗タラタラの今日この頃…。
だって、私も一応10年ほどやっていて、イベントの余興ではありましたが年に2、3回はずっとショーもこなして来たのに…。
レベルが明らかに違う。
第一、以前のハラウはここに比べたら厳しさが幼稚園。
クムはとってもイイ人だったので、きっと優し過ぎたんですよね。
週1で1時間のクラスだけど、お話しとかもあるので踊っているのは実質45分がいいところ。
年に2、3回のショー前のリハーサルでもせいぜい2時間半。
それが今や週3日の毎回みっちり3時間…。
例えば毎週1時間のクラスとして、年間52時間。ざっと10年で520時間。
それが毎週9時間と考えると、1年で468時間。
1年で昔の9年分やがな。
こんなに熱心なクムと、それにしっかりと追随するフラシスターと巡り会えて、感謝のひと言に尽きますが、なぜ急にこんなことを考えたかというと…。
他の生徒と比べて自分があまりに下手で、ぎこちなくて、
ホンマに10年もやってたんかい
と自己嫌悪。
なもんで、慌てて家でも練習の日々と相成りました。
はっきり言って、足腰は慢性筋肉痛ですわ。
でそんな自分にご褒美をあげようと、
どんだけ自分に甘い。
昨日アイランドフレーバーの帰りに、ニッポンのケーキ屋さんスズヤへ。
日本人のパティシエが経営するケーキ屋さんで、ストロベリーショートケーキはもとより、ニッポンのチーズケーキも。
だって濃厚なコテコテのケーキに慣れたアメリカ人は、日本のチーズケーキのことを、
あんなんふわふわでチーズケーキとちゃうで、
とイチャモン付ける人もいるのです。
せやからニッポンのはスフレなんやて。美味しいのに何のモンクがある
とニッポン自慢さんは「売られた喧嘩は買おうやないか」と◯ツまくりそうになることも。
クリームチーズにどっさりお砂糖入れたゴテゴテのチーズケーキしか知らんアンタらには、この繊細さはわからんわな。
なので「トーキョーチーズケーキ」と命名されたのは、座布団1枚!。
もちろんアンコ入り抹茶ロールもあるし、
アップルパイだって、この美味しそうなこと!
なぜかというと、わかってます。
主人が好きなのは、コテコテの甘さ炸裂するエグいチョコレートケーキやから。
日本のデリケートな味のケーキでは、ストロベリーショートケーキの方が口に合うのを知っているところに、17年の付き合いの長さが顕れています。
で私は、やっぱりこれは外せません、のモンブランと、
レモンのように爽やかな柑橘系の風味がほんのりと効いて(ゆずやとは思いますが)、その「ほんのり」加減が絶妙で、
涙がチョチョ切れるほど美味しかった。
これぞニッポンのスイーツ。
ひとくち目から、感動のあまりウルウル来ました。
グルメの街ラスベガスでも、ニッポンが誇るスイーツはとびきり美味い。
カマリオから引越して来た身としては、これが食べられるだけで、越して来た甲斐があったと言っても過言ではありません。
「あの辺通ったら、絶対に買って来てネ」
と、おそらく通ることもないだろう主人に念を押しておきました。
そしたら、わざわざ寄り道してくれるかもしれへんし。
そういえば日本に帰国した時、母が近所のケーキ屋さんに、大雨の中連れて行ってくれました。
どれにしようかと迷っていたら、
母「アンタ、モンブランもあるで」
私「でもモンブランはラスベガスにも美味しいのあるし」
母「でも味が違うかもしれへんで」
どーせアメリカやし、とすっかり見くびった母の言葉。
私もつい「ほんなら」とモンブランにしましたが、
ラスベガスの方が美味しいかも…。
スズヤさんだけでなく、スイーツラクのモンブランも特筆モノ。
「何ソレ?」な人は感動のモンブラン♡ラスベガスに来てヨカッタ❣️を見てね。
ただ実家の近所のケーキ屋さんでは、ニッポンのサービスにいたく感激しました。
大雨だったので、ケーキ屋さんの紙袋に、濡れても平気なようにビニールが掛けてあったのです。
おもてなしのニッポンではフツーのことなのかもしれませんが、大雑把なアメリカじゃあり得ない気配り。
これだけでもケーキを買った甲斐があったというもの。
やっぱりニッポンは素晴らしい。
では、お元気で!
Have a nice day!