昨日の古事記を学ぶ会は番外編 「空海」
このテーマのリクエストがあってからかなりの量の書籍を読破されたそうです。
私もいつも不思議だったのは何か調べていても「空海」がキーワードで出て来たりするところ。
どこで繋がっているのか、ずっと、知りたかったのです。
まず、ルーツから。
父は佐伯氏田公
母は阿刀氏
母方の阿刀大足は伊与親王の先生だったそうです。
父方佐伯氏は豪族
この経済力で自費負担の遣唐使になれたそうです。
他には錬金術的なことをされていたとかいう説もあり。
金脈を選別できるので、色々な本には
錬金術に長けていたとか書かれてますが、丹生一族として金、銀を扱っていたのは確かだそうです。
遣唐使として海を渡ったことは有名ですが、同じ時期に天台宗の祖、最澄の存在も大きかったようです。
最澄は国家予算で留学していて「天台宗」に関する資料を持って帰ったのに対し、空海は密教のみ。
当時、最澄対空海の手紙のやりとりの下書きが残っているそうです。
もう一人、キーマンとして泰澄も。
興福寺、白山信仰など繋がって行きます。
さて、空海の正体は？
経済力をバックに、周りのブレーンの存在も謎を解明すヒントになります。
空海は当時は「スター」だったというところで参加された方は大いにうなづきました。
一族に一人スターを輩出する、いわばプロデュースする側とされる側。
なるほど、、、諸説色々ありますが、仏教が現代よりもかなり影響を及ぼす中で「実力者を育てる」土壌があったようです。
宮司さんの広くて深い知識は何を説明される時にも説得力があります。
次回は６月２８日（水）１４時〜です。
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