【海皇影霊衣】ラボ店舗代表など | とらいでんとどらぎおん

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【はじめに】
CROS登場後はCSに出る予定もなく平穏な日々を過ごしていました。ADSの更新が遅かったこともあり、今のデッキに至るまでなかなか納得いくものが作れませんでした。

━━━そんなある日、Twitterにて気になる記事を発見。

 

ちょっとだけ頑張ってみようかなと思いました。店舗代表程度では高い目標とは言えませんがね。正直なところ代表や選考会にはあまり興味がなかったです。


【デッキ紹介】
今回解説するデッキは【海皇影霊衣】。まだCSでは使用してないので注意されたし。

2015/03/07 時点での使用デッキ

 

【環境】
構築とは、勝つための準備である。
与えられた環境の中、何を対策するべきで、何を採用するべきなのかを理解しなければならない。

「メタゲーム」とは、実際のゲームであるデュエルの前に行われるゲームのことである。
デッキでの直接的な勝負よりも高次の、デッキ構築の段階での勝負のことである。

デッキ構築に失敗すれば、実際のデュエルでも苦しい戦いとなり敗北しやすくなる。
マッチ戦のある大会では、サイドデッキの構築も重要であり、
メタゲームに勝つことが戦果を上げるカギとなる。


遊戯王カードwiki 「メタ」ページより


CROS新規カードの影響で、各デッキが持つ課題は増えただろう。この項では、現環境において対策をとるべきカードを少し挙げる。


 
 《エルシャドール・アノマリリス》
影霊衣を使用する者に重くのしかかるモンスター。遭遇率高め。先出しのコイツをメインギミックで解決するには、あの使いづらいセフィラセイバーを使うしかない。アノマリリスの存在は相当厄介である。


 
《儀式魔人リリーサー》
もはや定番。対影霊衣ではこのカードに直面することも多いだろう。


 
 《氷霊神ムーラングレイス》
どちらかというとムーランではなくネプトが脅威である。先攻をとらない場合、2ハンデスされる可能性を考慮しなければならない。この影響からか、手札誘発が流行することとなる。


 
 永続罠カード
《虚無空間》《スキルドレイン》《手違い》に続き《一回休み》が登場。永続カードは無視できない存在であり、対策を怠ると一方的なゲームを強いられ、敗北する。


 
 《ダイヤモンド・ダスト》
新海皇の登場で採用率が上昇傾向にあるダスト。水属性にとって厄介なサイドカード。


もちろん、これらのカードのみを対策すればよいわけではない。時間とともに環境は変化する。各デッキの使用率・採用カードの情報には注意を払うべきだ。


 

【メインデッキ】
儀式関係を極限まで削っているのが特徴的。前回までの影霊衣とは違い先攻であることを前提としているため、手札誘発等も入っていない。


 
《海皇子 ネプトアビス》
今期最強クラスの下級モンスター。初動・解決・フィニッシャーと何でもありの万能タイプ。先攻ネプトをキュルスで守りきれば勝利目前。


 
《ヴァルキュルスの影霊衣》
最強クラスの影霊衣モンスター。打点・レベル・効果の全てが優秀。①の効果でネプトや雪花を戦闘から守れる。②の効果で邪魔な海皇モンスターをドローに変換できる。キュルスのためだけに影霊衣を混ぜているといっても過言ではない。


 
《強欲なウツボ》
成金に近いカードだが、ネプトの存在によりその意味は異なってくる。デッキ内の水属性の数から、ほぼ好きなタイミングで手札を交換できる。使い勝手のいいドローソース


 

【エクストラデッキ】

異彩を放つエクストラデッキ。特徴的なのは《星守の騎士 プトレマイオス》だろう。


 
《星守の騎士 プトレマイオス》
今期最強クラスのランク4モンスター。これ1枚で可能なことが多過ぎる。ほぼ全てのデッキに有効なランク4モンスターであり、シャドール相手に出せる数少ないエクストラモンスターである。



《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》
対シャドールで強いのは勿論のこと、対海皇戦でも使用できる。ネプトが使用不可になるのは自分も同じなので注意されたし。


 

【サイドデッキ】
比較的オーソドックスなサイドデッキである。


 
《エフェクト・ヴェーラー》
主に対海皇用。汎用性の高い手札誘発であり、扱いやすい。


 
マジック・ミラー
永続メタ。あらかじめ発動しておけば雪花の条件を阻害しない。海皇と影霊衣の混合なので相手はサイクを投入しづらい。(意識され投入される場合はある)


 

【不採用カード】
【海皇】【影霊衣】ではほぼ必須となるカードをいくつか採用していない。


 
《ディサイシブの影霊衣》
これの採用が相当悩ましいところであった。高打点を失うのは惜しいところだが、セット破壊ならトリシュや狙撃で可能なので不採用とした。今後の環境次第では必要になるだろう。


 
《儀式魔人リリーサー》
今期最強クラスの拘束モンスター。不採用の理由は主に2つ。闇属性なのでウツボ回転を邪魔すること。ラチェインソラスよりプトレマイオスの方が安定感があること。ただし、拘束力はプトレマイオスより上なので採用は大いに考えられる。


 
《アビスケイル-ミヅチ》
欲しい場面は多いが、引いた際の残念感が凄まじい。ウツボ回転の邪魔をするため不採用とした。メガロが通るのであればミヅチがなくともワンキルできる状態であるのも大きい。


 
エクシーズモンスター
サイドラインフィニティやダイヤウルフなど、妥協したエクシーズモンスターは多い。今回エクストラデッキに採用したモンスターの使用頻度はかなり高い。若干好みも出てきてしまうところだろう。


 

【デッキの変遷】
海皇影霊衣デッキを作成するにあたっては様々な案の中から選択する必要があった。過去の廃案とその変遷を記していく。

CROS登場直後、シャドールが使用するアノマリリスに屈することが多くなったため解決の投入を検討。特に、“手違いアノマリリス”まで到達されると突破不可能であることに辛い印象を受けた。


 
ハンドモンスター
そこで導入を検討したのはハンドモンスター。アイスが水属性であるためウツボに対応する。ダストにさえ目を瞑ればかなり適したモンスターだと判断。


しばらくして、シャドールのメイン手違いが減少傾向をみせることとなる。これによりアイスの犬死回数が増加。ウツボの回転でファイヤーがダブることもあり、採用を見直すことに。


 
《トレード・イン》
キュルスムーランをドローに変換するカード。先攻でディーヴァを引くために採用。中盤でもブラホや羽根帚を強引に引くためにも使用。確率を考慮し、影霊衣カードで減らせるものは極限まで減らした。


トレインの採用で完全な先攻プランと化した。デッキを回すうちに後攻時の弱さに悩まされることになる。また、【海皇】の存在が一般に認知されはじめ、ヴェーラーの採用率が急増。先攻でディーヴァが通せなかった場合でも戦えるよう構築する必要が出てきた。


 
《電光-雪花》
雪花の採用は画期的であった。伏せを完全に無視できるその安心感は半端なく、後攻でも安心できる。写し身ルーツを防げるのでアノマリリスの遭遇率も低下。苦手な戦闘からはキュルスで守ることができるので問題ない。

 
Screenshot_2014-11-01-20-38-48-1.png 

【結果と余談】
ラボ代表戦結果
海皇○○
クリフォート○○
ガジェ○○
シャドール○○

やったね!
その後の公認でテラナイトに負けました…
構築の課題はまだ多いので改善していきたいです。ただ、今期はもう終わり。
テロスダイヤよりダイヤ2枚のがいいと思います。持ってないから仕方ないね。

ここまで読んでくださりありがとうございました。


















おとなしく【海皇】組もうな!!!