【セフィラ】基礎編1 2015/04/12 | とらいでんとどらぎおん

とらいでんとどらぎおん

雑魚の呟き。日本語不自由。

 

【デッキ紹介】
今回解説するデッキは【セフィラ】。04/12現在のADSレートは1761。おそらく、セフィラでこのレートに到達した者はほとんどいないだろう。
(*`ω´*)ドヤッ

…とはいえまだCSなどでは使用していないので注意されたし。


2015/04/12 時点での使用デッキ

 

【セフィラ】

「神星樹」に滞積された邪なる力によって目覚めた「インフェルノイド」。
「セフィラ」はこれに対抗するため、「神星樹」の聖なる加護を受けて立ち上がった戦士たちだ!

聖を司る軍勢「セフィラ」。
ペンデュラム召喚のチカラを得て過去のテーマが集結!
すべての召喚方法を駆使して悪を断つ!

 

残念なことに、セフィラは弱いインフェルノイドを倒すために生まれてきたセフィラだが、あのゾンビ集団を倒すほどのパワーは明らかにない。



何故弱いのか。

ペンデュラムテーマでありながらスケールの調達が困難な点が大きい。《クリフォート・ツール》のような1枚でスケール供給できるカードが存在しない。

そして、ステータスが貧弱。セフィラビュートのみ優秀ではあるが基本戦闘はできない。よって、戦闘はエクシーズやシンクロ等に依存することとなる。


他にも多くの弱点が存在するため、環境の最前線で戦うことは難しいだろう。今後の強化に期待しよう。


 

【デッキタイプ】
セフィラは多くのテーマを内蔵しており、全ての召喚方法を使用できる。


@召喚方法とテーマ

融合召喚(シャドール)
儀式召喚(影霊衣)
シンクロ召喚(竜星)
エクシーズ召喚(星因士)

どの召喚方法を軸とするかが重要で、混合型も十分考えられる。構築自由度は非常に高い。私が使用しているのはエクシーズ軸


@召喚方法の特徴

融合召喚はデッキ融合が武器になるが、ネフィリム禁止による弱体化が痛い。優秀な星因士セフィラと融合できないのは大きく、安定感を失っている。プトレマイオスに弱いのも向かい風。

儀式召喚は神託の最強効果を有効に使える。しかし、影霊衣の劣化になりがち。ブリュ制限により弱体化している。

シンクロ召喚はペンデュラムモンスターとの相性が良く、比較的扱いやすい。しかし、肝心のシンクロモンスターが貧弱であるのは否めない。ガイザー等一部のシンクロモンスターは強力なので選択の余地がある。

エクシーズ召喚は比較的無理なく組み込めるので比較的安定感はある。プトレマイオスを即召喚できるのが利点だが、HEROや星因士の劣化になりがち。ガガガザムライやホープで素早いゲームができるため、弱い部分を隠すことができる。


【効果とスケール】
さて、セフィラカードのテキストを見てみると、覚えるべきことが非常に多い。モンスター効果とスケールは特に重要なのでしっかりと覚えて、構築とプレイに役立てよう。


 
長いテキストを覚えるのは大変だ…


スケールは7と1が存在するが、単純に大と小だと思えば良い。(レベル1であるリフン等はペンデュラム召喚できない。)
各テーマで2種ずつ存在し、スケールが分かれている。

以下、採用しているセフィラモンスターを詳しく解説する。


 
《セフィラツバーン》
攻撃力は0だが、優秀な効果と守備力を持つ。星因士セフィラはビュートを含め非常に優秀。

ツバーンは表側のカード破壊を担当。リリーサーや一回休み等の永続系を処理しやすいのは頼もしい。戦士族故にブレードハートの素材にもなるのでフィニッシャーとしても活用できる。スケール1最強のセフィラである


 
《セフィラビュート》
ツバーンとは対の関係にあり、攻撃力2位のセフィラである。また、『ステラナイト』モンスターなのでプトレマイオスをサポートできる。

ビュートは裏側のカード破壊を担当。貴重なダメージ源であり、攻め札。ライオウを戦闘破壊できるのも大きい。非常に優秀。


 
《セフィラルーツ》
最強クラスのセフィラ。攻めの構えを作るのに必要で、これ1枚のペンデュラム召喚でランク4エクシーズが可能。守備力が高く、攻撃力はガガガザムライで補える。

さらに、墓地へ送られた場合も効果発動できるため、神託の効果やエクシーズ素材からでも起動できる。その点プトレマイオスとは相性が良く、好きなタイミングでペンデュラムゾーンからモンスターを呼び出せる。この動きを如何に上手く使えるかが勝負のカギ。


 
《セフィラシウゴ》
セフィラの安定剤であり、壁。神託をサーチしながら守備2600の壁を毎ターン発生させることができる。

上級モンスターなので若干事故が怖い。攻撃力も0なので攻め札には不向き。シンクロ軸であればガイザーのリクルート先として優秀。


 
《セフィラセイバー》
セフィラの1500戦闘員。実質バニラ。ブリュからサーチできるスケール1である。戦士な見た目だが、何故か魔法使い…あっ…(察し)。

ハッキリ言って貧弱極まりないが、サーチ可能なスケール1レベル4は貴重な存在なので採用せざるを得ない。ツバーン以外のスケール1は全てゴミ。モンスター効果でシウゴを素材にブリュ降臨、深淵を採用しているなら攻撃力上昇役等、完全なバニラではない。


 
《セフィラエグザ》
ブリュからサーチできるスケール7。神託の効果で捨てるとおいしい。防御札としてはそこそこの性能で、ワンキルを防いでくれることがある。最高打点なのでフィニッシャーにも。


@まとめ

『スケール7』
ビュート(非常に優秀)
ルーツ(非常に優秀)
シウゴ(優秀)
エグザ(スケール用)

『スケール1』
ツバーン(非常に優秀)
セイバー(スケール用)


まとめるとスケール1が少ないことがわかる。シンクロ軸であればフウシを採用できるが、フウシを使ってシンクロするなら、セイバーでランク4エクシーズを出した方が強いと筆者は思う。

セフィラを相手にする際は、破壊対象にスケール1を選ぶことをオススメする。スケール1はペンデュラム召喚しても大して強力でない点も大きい。逆に、セフィラ使用者はそのことを理解してプレイする必要がある。


 

【セフィラサポート】
セフィラはサーチ能力に長けたデッキである。以下に紹介するカードは全てサーチに関わるカードである。


 
《星因士 デネブ》
ブリュが制限な今、レベル4を場に置いてのスケールサーチはデネブが担当する。使用後はエクシーズに繋げられるので非常に便利。ツバーンビュートで手札から特殊召喚しても良い。


 
《ブリューナクの影霊衣》
召喚権を使わないスケールサーチ。サーチ先が貧弱なのが悔やまれるが、非常に便利なサーチャーである。セイバーによる儀式召喚で降臨させれば、神託+効果で最大3枚デッキバウンスが可能な化け物。流石制限カード。


 
《セフィラの神託》
セフィラ版、天キ。優秀なサーチカードであり、オマケ効果も付いている。特にエクシーズ成功時効果は忘れずにどんどん使っていこう。シウゴとテラフォで素早くサーチしたい。

セフィラを相手にする際は、フィールド魔法だからといって、スケールより優先して神託を破壊するのは間違い。セフィラミラーであれば話は別。


 

【不採用カード】
セフィラを組んだ者であれば、意外なものを不採用にしていることがわかるだろう。理由なく不採用としているわけではない。


 
《セフィラフウシ》
実質セフィラチューナー…なのだが、自身をチューナーにできない欠陥品。デネブがいる状態でフウシのみを出してもシンクロはできない。さらには星因士セフィラと組み合わせない限りデッキボトムに戻ってしまう。

貴重なスケール1ではあるのだが、レベルは3。ルーツで出しても意味なく終わる。シンクロが無駄にエクストラを圧迫するのも問題であり、エクシーズの選択肢を減らすことになる。

妖精竜やエンホリ、ガイザーを出せるのは結構良い点。これらを使いたいというのであればフウシ採用はありかなと私は思う。


 
《セフィラの神撃》
使うとわかる、超貧弱カウンター罠。因子と同じ量のアドバンテージでカウンターするが、因子はアルタイルに繋がるのに対して、神撃はリソースを削ってしまうので使い勝手が悪い。発動のために準備が必要なのも評価を下げる。

サーチが可能なのでシウゴの選択肢を増やす目的で採用するのであれば悪くない。これを置ける状態であれば神託サーチでほとんど勝てるのも問題点。


 
《連成する振動》
これを使っている余裕はない。ダークロウで詰むカードを増やすだけである。




基礎編1はここまで。
セフィラカード以外の採用カード、立ち回り等は基礎編2(予定)以降に記述する。