こんにちは。
こば陽子の活動ブログに訪問いただきありがとうございます。
初めてご訪問頂く方に、自己紹介です。
先日、多文化共生プラザと子ども日本語教育センターにてお話を聞かせて頂きました。
多文化共生プラザの成り立ちや具体的な支援内容現在の問題点など色々お伺いしました。
その中でとても重く受け留めたのは「卒業証書」が持つ意味について。
小学校、中学校に在籍していると一定の時間を過ごすと学年が上げられ一定の年月を過ごすと「卒業証書」が与えられる。
小学校、中学校の学習内容を習得しているかいないかに関わらず。
小中学校で、身につけるべきことが出来ているかいないかに関わらず。
それが何を意味するかと言うと人生のある段階で「やっぱり勉強ちゃんとしたい!」という時に、小学校、中学校には戻れない、「戻る権利を奪う」役割があるということ。
色々な環境の要因で、小学校、中学校で当該月齢時に学校に行き勉強が出来ない状態の子はいま沢山います。
その子たちも、人生のステージが変わると「やっぱり基礎から勉強を」と思う時があります。
その時が「勉強するべき時」。
なのに、その時点で行ける「小学校」や「中学校」が 無いといいます。
なぜなら、もう”卒業”しているから。
これに対し私の中で「こうすべき」の1つの結論があるわけではないですが、まずは知ることが第一歩。
他にも松本に暮らす外国由来の子とそのサポート体制実際をお伺いし、一つの大きな視点を頂く機会となりました。
ありがとうございました。