「食べたいものあったら言ってね!なんでも買ってくるから^ ^」
どうしてもステーキが食べたくなり、連れて行って貰ったり(笑)
桃やヨーグルトを買いに行ってくれたり。
「ゆっくり寝てね。ザギンちゃんの邪魔しないようにリビングにいるから、何かあったら呼んでね^ ^」
旦那様も眠いはずなのに、気を使って明け方近くまでずっとリビングにいた様子…
「ザギンちゃんが元気なだけで、とっても嬉しいんだよ^ ^」
ほんと、どこまで優しいのでしょうか。
お陰様ですぐ良くなりました。
毎度のことですが、元気で風邪を引かない身体が欲しいです
今回は【夜の銀座は美人がいない?】で説明しきれなかった、こちらをご紹介。
人によって給料が違うとのことなので、ここに書かれてるよりかなり少ない人も、やっぱりいるんですか?
銀座のお給料事情
で、ザックリと説明はさせて頂きましたが。
細々上げるとキリが無いほど、色んな事情でお給料のアップダウンが激しいお仕事です。
そのアップダウンに耐えられず、精神を病むホステスも多いもの。
そんな中、0か100かの給料であればまだ良いのですが…
マイナスになることも、よくあります。
まず、お給料がマイナスになる場合、大体2パターンに分けられるかと思います。
一つはツケの未回収。
もう一つは罰金の積み重ねでしょうかね。
どちらも軽く触れておりますが、今回は少し深掘りしていきましょう。
まず、ツケの未回収について。
呼び名としては口座や担当、係り、伝票送り、送り、売り掛けなど色々ありますが、要はツケと言うのは安っぽい感じがして憚られるので、色んな隠語を使います。
銀座は永久指名制ですので、自分のお客様の責任は全て指名ホステスの責任です。
お客様が何か問題を起こせば、店の人間や他のホステスや他のお客様にお詫びするのは担当ホステスの仕事です。
もちろん、お客様がツケで飲んだ飲み代を、締め日までに回収出来なければ、その支払いは全部担当ホステスが支払うのです。
基本的に銀座のお客様は紳士ですし、功なり名なりを遂げたお客様が多いのでツケを踏み倒すような方はあまりいません。
が、稀に会社の倒産やリストラ、国家機関にお世話になる、高飛び、「飲んでない」と言い張るなどで、未払いが生じることもございます。
これが少額であれば問題はありませんが、多額であると大変です。
お客様は飲んでいる最中、酔いも手伝って判断力が鈍くなります。
ましてや、ツケだとその場その場での支払いが目に入りませんので、感覚が麻痺してついつい使いすぎてしまうことも。
ホステス側もたくさん使って頂ければ、自分のお給料に繋がるので、お客様にお金を使わせるべくチヤホヤして盛り上げます。
それを何度も頻繁に通って繰り返していると、急に会社に云百万の請求が来るのです。
もちろんお客様は会社ですので、シラフです。
「なんじゃこりゃ〜〜!Σ(=゚ω゚=;) 」
となる(なったと話に聞く)お客様も結構います(笑)
それで気持ち良く払って下されば良いのですが…
払えない、払いたくないお客様もいらっしゃいます。
お客様のキャパシティーを分かった上で、飲ませられるホステスなら未然に防げますが、自分の利益だけを追求してキャパオーバーでもツケで飲ませると、後でツケを支払うのは自分です。
もしくは、お客様の会社が安定しているか、ちょっと不安がある場合は他の誰より早く察知し、支払い催促する能力がホステスには問われます。
究極の自己責任ですね
この自己責任を果たせないホステスは、ツケを自腹で支払うという痛い目を見ます。
自分の給料内で収まれば良いのですけれど、基本的にお客様の使う額の1/4程度がホステスのお給料だったりしますので。
支払いきれないことが多いです。
そうすると給料がマイナスになりますが、意地で借金してでも支払うホステスもいれば、飛んで(音信不通で行方をくらます)二度と戻らないホステスも多いです。
銀座は狭い街なので噂はすぐ流れます。
マトモなお店であれば、ツケを支払わずに飛ぶような責任能力のないホステスは雇いません。
二度と、銀座に戻れない覚悟をしましょう。
ツケって、結構怖いのです
だからと言って、「ツケ反対!」なホステスはお客様が「俺には信用がないのか」と他のツケOKなお店に流れてしまう恐れがあるので、なかなか匙加減が難しいところ…
お金を使うお客様は割とツケで飲まれる方が多いので、これを断るのは難しいところ。
また、罰金でマイナスになる場合。
同伴ノルマやパーティーノルマ、遅刻や欠勤など様々な理由でお給料がマイナスになることもございます。
ただ、普通に仕事をしていれば、罰金を取られるようなことはありませんので、この場合でマイナスになるようなホステスは仕事が出来ないホステスと断言して良いでしょう。
もとい、店にとって必要の無いホステスです。
遅刻や欠勤、早退などの罰金は、普通に仕事をしていれば払わなくて良い罰金です。
どうしても体調が悪くて欠勤する場合でも、前日に体調悪い旨を黒服に伝えておくと、普段の行いにもよりますが「休んで良いよ」と罰金無しになることもあります。
遅刻も事前に報告しておけば、大目に見て貰える場合もあります。
要は、社会人として当たり前のことをしていれば防げるので、これでマイナスになるようなホステスは人としてどうなのかが問われますね
また、同伴ノルマやパーティーノルマも、絶対達成出来ない無理なノルマを与えることは、頭の良い経営者なら、まずしません。
商品であるホステスのやる気を削ぎかねませんから。
ですので、その程度のノルマすら達成出来ないホステスは、仕事が出来ないホステスと言えるでしょう。
やはり店にとっては必要ありませんね。
また、稀に「このホステス、いらないから辞めて欲しい。けれど、大っぴらにクビにするのはちょっと…」という場合。
何かしら理由を付けて、罰金やノルマでお給料をマイナスにし、飛ぶよう仕向けることもございます。
お金で動いている場合が多いので、給料がマイナスになることが分かると飛ぶホステスは多いですからね。
いかがでしたでしょうか?
お給料がマイナスになるには、きちんと理由があります。
きちんと相手を見極め、先読みをし、仕事をこなし、誰に対しても上手く接していれば回避できることですので関係のない方も多いのですが。
これで愚痴愚痴と「給料マイナスとかマジありえん!何のために働いてんだ」なんておバカ発言をする子も見てきましたので^^;
「なんのために働いてるか」を考えるは当たり前ですが、「なんのために店は自分を雇っているか」も考えられるようになりましょうね。
慈善事業じゃねー
んですわよ