昔、バンドマン時代に仲良くなった先輩から、
こーやって、音源が送られてくる。
おい!ゼンデン、お前に叩いて欲しいんだよ!
有難いお言葉です。
今年の暮れ、鹿児島出向くからさ、スタジオはいろうぜ!
お前のドラム、好きなんだよー!いいもたり感と、でもタイトな重さ。
と言いながら、電話を頂いた。
暫く音楽の話をしていると、音の話はいいんだよ。
はへ?
お前、元気なのか??と。
またまた、この方はいつも絶妙なタイミングで連絡を下さる。
大体、私が、何もかも上手く行ってなくて、
心を閉ざし、曲げてる時に連絡がくる。
バンド時代、対バンで出会ったバンドさんなんだけども、
この方達のバンドの音と、グルーミング、パフォーマンスがとてもカッコよくて、
ライブで見たら、そのステージの在り方のカッコ良さは一目瞭然で、
即効に惚れ込んで、我がバンドの企画に、何度か出演して頂いたのだけど、
もう、かれこれ、15年。
こうやってコロナ禍の中でも、
無事で、連絡が出来ている事が有り難くて仕方がない。
本当に、人を大切にする人達に出逢えてた事を幸せを感じる。
人を大切にすると言う事は、自分を大切にしてる人。
人を傷付ける人は、自分を傷付けてる人。
幸い、私が音楽を通して出逢った方々は、
みんな人を大切にして、人に愛を渡す。
だから、当人さんも人から大切にされ、愛を受け取る人達。
かっこいいね。人として。良き循環を産み出す。
こういう先輩達に恵まれたからこそ、人を大切にする事を私は知れた。
人に心を配る。人を重んじる。
人を考える。
音に心を配る。音はソウル(魂)。
人もソウル(魂)
音を重んじる。一つ一つの音符を大切に扱う。
一人一人の人を大切に扱う。
奏での人の人柄が音に乗る。
音を考える。音を知る。
楽器との様々なバランスを考える。
人を考える。相手と自分の質を考える。
そして、楽しむ。楽観的だ。
とてもよく似ている。
相反する様で、同じ創造性。
物事は、全てリンクして、繋がる。
どんな事も。
音も逃げれば、良き音に辿り着けない。
どんな時も、向き合い続ける。
職人の世界なんですけども音楽とは。
でも、この世界の人間は、人間関係も同じ。
仲間と、向き合い続ける。
殴り合いの喧嘩をしても、次の日には、また同じ音に向かって奏で出す。
音で伝心し、音で解りあう。
歪みあっても、次の日には、今日も元気?
ムカつきながらも、元気だよ!
と大切にする。
音を通した時に良いグルーミングが生まれる。
バンドと人間関係の難しさであり、喜びと楽しさである。そして、絆でもある。これも愛。
これは、様々な人間関係にも同じ事が当てはまる。
音楽は、両手ではとても足りないくらい、様々な事を私に教えてくれた人生の匠だ。
ここが、私の原点です。