意識現象と超常現象は同じ現象であるか。テレパシーは超常現象の最たるものであろう。遠隔地に情報を瞬時に送る事が出来る、または受け取る事が出来る。情報伝達という工学の観点から見ると、ミューオンなどの素粒子が媒介物という可能性がある。最近では火山の内部が観測されると聞く。つまり透過性が高いのである。さらにニュートリノはもっと透過性が高い。つまり何でも通り抜けるのである。しかしその通り抜けた素粒子はセンサーによって観測される。つまり情報伝達が可能だということである。テレパシーは地球の裏からでも伝達が可能と聞く。テレパシー現象が事実であれば、これらの可能性について思索が為されなければいけない。つまり脳内現象はイオン電位による情報伝達だけでなく、量子現象も考慮に入れないという事である。当然現在我々が持っている量子力学の知識では解決しない。しかし生命体は自然現象で使えるものは何でも使っているはずだ。だから思弁的かもしれないが、もしテレパシーが存在するならば、量子力学はさけて通れないということになる。