水谷修先生

(夜回り先生って書いた方が一発でわかりますかね)

の本を読んでたら思い出した事があります。

「先生の写真を抱いて眠った」

って所からの連想ですね。

牛めは生まれてからしばらく母親というものがいませんでした。

(まあ、実在はして今も生きてんだろうけどさ)

小学校に入る前は週6で人の家に預けられてて、

小学校入ってからは、父が夜の仕事だったんで、夜中まで家に一人。

やっぱりね、怖いんですよね。

夜一人だと。

TVで心霊特集なんかやられたら、

すぐ、チャンネルは変えるんですが手遅れ、

怖くてギャンギャン泣いて。

父の職場の電話番号は知ってるんですが、あんまり電話はしませんでした。

それなりに気を使ってたんですな。

で、怖くて怖くて寝れなくて。

(そこは子供、泣きつかれたら寝落ちするんですけど)

で、子供なりに怖くならない方法を考えました。

紙に父の絵を描いて枕元に置きました。


そうすると、怖くないんです。

我ながら、いい方法を見つけたもんです◎


で、翌朝起きて、帰ってきてる父にその絵を見せて

「これ、パパの絵なんだよ!これがあると怖くないんだよ!!」

と、言いました。

父は、複雑な笑顔を返してくれました。

子供的には、褒めてもらえらとおもったんですけどね…。

…って事を今思い出して、

これね、絵、描いて、それを父だと思うのは我ながら良案だったんですが、

その後の父への台詞は…だめよね…。

父の立場になってみろ。ですね。

子供だから、わかんなかったんだなぁ…。