追記2
和音先生の師弟愛
https://twitter.com/shaga_b/status/844368566690332676
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追記 3.24
今年の特徴は「シンクロとユニゾン」としながら、ユニゾンにまったく触れてませんでしたので追記します。
公開授業の一つに「歌の考古学」というものがあります。
自分が生まれる前の曲を掘り下げて、選曲の過程、曲のプロフィール、自分との関わりなどを5分間でプレゼンしてアカペラでワンコーラス歌う。
という内容です。
プレゼンも素晴らしいものか沢山あるのですが、アカペラでワンコーラス歌う機会なんてなかなかありません。
全てを聴けるわけもないのですが、漏れ伝わるところによると、アカペラでは全員がしっかりした発声を出来ているわけでは無いです。
実際、LIVE映像でのソロパートを注意深く聴いていても、んん?、といったシーンは多々あります。
ですが、今年のユニゾンはいつになく素晴らしいと、私の耳には聴こえています。
さくら学院では毎年、バレンタインLIVEから卒業式に向けてインタビュー記事が増えるのですが、その中に
「曲ごとに、フレーズごとにどんな景色を見ているのかを、歌う際の意識を揃えるために皆で話し合った」
といった趣旨の発言がありました。それも自主的にやった事で、職員室の先生方(学校なのでマネージャーは先生と呼ばれてます)に言われてやった事ではないのです。
このインタビューを読んで合点が行きました。と、同時にすごく感動しました。
小学5年から中学3年まで、最長5年居られる学院活動ですが、今年度は2年目6人、当年3人と経験値の低さでは過去一番と言っても良い状況下、
ステージ上で「腐った魚の目」をチョイチョイ見せていた倉島生徒会が中心となって、魅せるステージの為にそんな事をやっていたのかと。
一人一人は然程高くない歌のスキルを、気持ちを合わせ、見ている「景色」を合わせてユニゾンさせる努力。その意識はダンスのシンクロにも表れているます。
願わくばすべての卒業生に幸多からんことを。
以下本文
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あけましておめでとうございます(汗)
前回更新から5か月近く開いて、今年初のエントリーですが生きてました。
目指せ90点は頓挫しています。
MAX88点台までは行きましたが、これ以上は指導を受けないと無理そうです。
地元にもボーカルスクールはあるのですが、「My Graduatine Toss」の指導をしてくれるかどうか…その前に指導を受けるのはなんとなく違う気もして躊躇してます。
まぁ気長に目指してみます。この間、Perfume姐さん達はドラマ主題歌の配信が好調だったり、ドラマに出演が決まったりと、珍しく年始から情報出まくりでしたが、いまさら私が書く事でもないし、目が悪くなりPCに向かってタイプするが辛くなってきてるのも手伝ってこんなに間が空いてしまったわけです。
さて、今回は『さくら学園』とはなんぞや?について書きたいと思います。
過去に多少触れてきていますが、どうにも理解を得るのは難しいようでして、誤解、いや端から理解しようとしない人も多く、こちらも一々説明するのも面倒なので触れないようにしてきました。
この度、Perfumeフェスと連続したアミューズフェスにさくら学院の出演が決まって、父兄(さくら学院ファンの総称)仲間からP.T.A.先行チケット入手依頼を受けてP.T.A.な皆さんのお世話になったので、同じ観てもらうなら予備知識があった方が楽しんでもらえるだろうとの思いから「私のさくら学院観」を紹介しておきたいと思います。
まず、元々はBABYMETALから遡って父兄になった私は、Perfume-BABYMETAL-さくら学院と辿った先には「BEEHIVE時代のPerfume」の影を追っているとの意識があります。恐らくこの視点を意識している父兄さんは少ないと思いますので、私の場合はレアケースでありましょう。
さくら学院はいわゆるアイドルグループとは一線を画しています。
2010年開校時のメンバーはアミューズキッズからオーディションを経て集められた、小学5年生から中学2年生までの12人です。メンバーは中学卒業と同時にさくら学院からも卒業します。その後は個々に目指す道に向かって頑張りなさいと言う訳です。
有名処の卒業生は、BABYMETALの中元すず香(2012年度卒)水野由結・菊池最愛(共に2014年度卒)の他に、
三吉彩花
2011年度卒/Seventeen専属・メレンゲの気持ちサブMC・エースコックPho・ccori気分CM
http://www.acecook.co.jp/cm/detail.php?id=60
松井愛莉
2011年度卒/Ray専属・2013ゼクシィCM・同高校サッカー応援マネージャー・2016ロッテガーナCM
http://www.lotte.co.jp/entertainment/tvcm/cm.html?cmid=026
この二人は名前を知ってる方も多いと思います。
これだけでお気付きの方もいらっしゃると思いますが、アミューズにはさくら学院を「アイドルグループとして売っていこう」という気がありません。BEEHIVEの失敗から、この年代の娘達をアイドルして売出す事をやめ、芸能人としての素養を身に着けるための正に「学校」を作ったのです。アイドル活動は手段でしかなく目的ではないのです。
事実、昨年度(2015年)までの卒業生16人のうちアイドルになりたいと言っていたのは初代生徒会長の武藤彩未とMOAMETALこと菊池最愛の二人だけで、じっさいアイドル活動に進んだのは武藤彩未だた一人、BABYMETALをアイドルといえば菊池最愛もその道と言えますが…まぁそういう事にしておきましょう。
他の子はモデルや女優を志望して卒業してゆきます。
卒業生の志望と現状一覧
2011年度
武藤彩未(高2からソロアイドルで売り出すも19歳で契約解除)
三吉彩花(モデル・女優)
松井愛莉(モデル・女優)
2012年度
中元すず香(シンガーソングライター/BABYMETAL)
杉本愛莉鈴(モデル/転籍)
2013年度
堀内まりな(声優・女優)
飯田來麗(女優)
杉崎寧々(看護学生/卒業時契約解除)
佐藤日向(女優・声優)
2014年度
菊池最愛(アイドル/BABYMETAL)
水野由結(BABYMETAL)
田口華(虎姫一座研究員)
野津友那乃 (モデル/高2時契約解除)
2015年度
磯野莉音(舞台監督/卒業時契約解除)
大賀咲希(歌手/卒業時契約解除)
白井沙樹(女優/卒業時契約解除)
そして今月25日に2016年度卒業式が予定されていて
倉島颯良(女優/現・早稲田アカデミーCM)
黒澤美澪奈(女優・バラエティタレント/現・ちゃおがーる)
の二人が卒業します。
在校生はやはり女優やモデルを希望する子が多いのですが、歌やダンスのパフォーマンスは並のアイドルレベルでは太刀打ちできないほど高いです。
なにせ振り付けはMIKIKO先生、レッスンはELEVENPLAYの富田和音・沼田由花の二人が指導してます。そう、ほとんどの子達は生粋のMIKIKO門下生。P.T.A.な皆さんならご存知、初めて習った先生の影響を色濃く残す傾向があるダンスをMIKIKO先生からスタートする娘達が多いのですから、そのパフォーマンスレベルの高さは想像に難くない事と思います。
開校当時のMIKIKO先生の指導が残ってますので、去年もリンクしましたがまた貼っておきます。
2010年秋 初の単独ライブに向けて
https://youtu.be/RuFE2PqZcy8
2011~ Departure ~
https://youtu.be/7sgvMZ611PQ
公開授業 2011
https://youtu.be/v1RN0PHU3gs
小中学生と言えども「お金の取れるパフォーマンス」を求められる学院生達。
文字通り「成長過程」を見守る父兄さん、これはいわゆるアイドルの応援の仕方と同じです。が、毎年メンバーが入れ替わる事で「今」の大切さが桁違いなのです。
5月の転入式以降、BEEHIVE寮での夏休み合宿とイベント参加、秋の学院祭2DAYS、2月のバレンタインLIVE、3月卒業式直前のスタンディングLIVEなど年に6~8本ワンマンLIVEと、その道のプロを講師に招いた年4回ほどの公開授業(LIVEはなし)を主な活動として年度末の3月末の卒業式LIVEにむけて結束とクオリティを高めて3年生が卒業。それぞれが進級したのち5月には転入生を迎えて新しい年度の体制がスタートし、毎年この繰り返し。
毎年メンバーが変わるので、そのパフォーマンスには年々の傾向が出てきます。
今年度(2016年)の特徴をあえて言うなら『シンクロとユニゾン』
ダンスも歌も図抜けた娘が居ない代わりに平均点が異様に高いのです。
中元すず香卒業の2012年度も、一人抜けていた中元すず香に引っ張られて歌の平均点は高かったのですが、バランスの点では今年度の方が明らかに良いです
年度の中間地点、2016年秋の学院祭映像がありますのでご覧ください。
できればフルスクリーンHDモード、ヘッドホンで聴いてください。
08年Perfumeを知ってからいろいろなアイドルを紹介されて一応は聞いてますが、グループでは交代で歌う事が多く、なかに一人は「金の取れない歌やダンス」なメンバーが居て全体のパフォーマンスを崩しているのがほとんどなのですが、今年度のさくら学院は過去最高レベルでバランスしていると思っています。好き嫌いは別にして皆さんはどうお感じになるでしょうか。
P.T.A.な皆さんには「あー!」と思える振り付けが沢山出てくると思います。
『FLY AWAY』
http://dai.ly/x5elp3m
『オトメゴコロ』
http://dai.ly/x5elp3n
『マシュマロ色の君と』
http://dai.ly/x5elsxj
繰り返しになりますが3月25日に3年生2人が卒業し、5月の転入式で転入生2人を迎える2017年度のさくら学院は、新年度初の舞台が幕張です。出来る娘2人が抜た後に経験の浅い娘が入るのですからべランスが崩れるのは致し方のない事ですが、P.T.A.の皆さんには、ELEVEN PLAY やBABYMETALとも違ったMIKIKO WORK'sを一緒に楽しんでもらえれば幸いです。
この時期、曲は何をやるかなぁ…
せっかく観るなら予習しておきたいですよねぇ?
転入式で演る可能性の高い
夢に向かって
(2010年度PV)
http://dai.ly/x5f8ezz
FRIENDS
(2011年度PV)
http://dai.ly/x5f8a8z
負けるな!青春ヒザコゾウ
(2013年度卒業式)
https://youtu.be/xBL-Ji9vVnw
School days
(2015年度再録ダンスver.)
http://dai.ly/x5f8a8w
2016年度唯一のシングル曲
メロディック・ソルフェージュ
http://dai.ly/x5f8a8q
の他はちょっと想像がつきませんが、対バンのファン層を考えると先の3曲、オトメゴコロ、FLY AWAY、マシュマロ色の君と、に加え
未完成シルエット
(2013年度卒業式)
http://dai.ly/x3d0yup
Song for smiling
(2012年度PV)
http://dai.ly/x5f8f00
など2016年度にバンドver.で再録された曲を演るかもしれません。
さくら学院の楽曲は基本的にROCK POPが多いのでバンドアレンジされた新録verがフェス向きな気がしますが、転入生がついてこれるかどうか…