初めての握手会 16 | 【あの すいすい が更新した!】乃木坂46メンバーの高山一実が見た時点で終了した、99.9%実話に基づいたブログでR。

【あの すいすい が更新した!】乃木坂46メンバーの高山一実が見た時点で終了した、99.9%実話に基づいたブログでR。

乃木坂46メンバーが実際に見に来てくれるのか?その実験的なブログです。それを餅ベーションに書いてます。ですので、実際にメンバーが見てくれたと分かった時点で終了するブログです。
一般向けではありませんので、民間人は見ないで下さい。時間の無駄で、面白くないです。




   
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僕の初めての握手会は、無事終わった。


目的も果たしたので、満足だった筈なのに、えも言われぬ気持ちに打ちひしがれて、その場からすぐに、立ち去りたくなった。






出口へ続く階段の途中で、会場が見渡せた。


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とても楽しそうな雰囲気が眩しく見えて、更に、その場に居づらい気持ちになった。



残りの階段を、一つ一つ上りながら、一つ一つ自問自答していた。



自分は一体、何しに来たのか?


単に『答え』を、言いに来ただけなのか?


本当の目的は、何だったのか?




階段の一番上まで来て、また眩しい風景を目に焼き付けて、出口に向かった。




帰りの時間が気になり、ふと時計を見たら、握手会受け付け終了まで、5分しかない事に気づいた。







いや、まだ5分あった!



僕は、ふとある事を思い出した。

会場の入り口付近で、当日現地販売のCD売りの、屋台が出ていた事を。


まだ行けるのか?


僕は、知らず知らずのうちに、足早になっていた。



このまま帰ったら、僕は、何もしなかった事になる!

そんな気持ちだった。









    
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急いでいる僕の前には、またアイツらがたむろしていた。


闇市で、顔写真の闇取引をしている、闇の売人たちだ!

僕はまた、そこを突破しないと、ここじゃないどこかへは、たどり着けなかったので、意を決した。





「顔写真は いかがですか?」

               「いりません!」

「マッチは いかがですか?」

               「いりません!」

「弓矢は いかがですか?」

               「射りません!」

「お茶は いかがですか?」

               「煎りません!」


「星野みなみの顔写真 ありますよ!」

 「和田まあやと 渡辺みり愛もありますか?」



数々の誘惑をかわし、僕はCD売りのテキ屋の屋台へ急いだ。


「おやじ!タイプBとCを、一枚ずつくれや!」

「あいよ!ダンナ!」


支払いを済ませ、CDを袋に入れようとしていたおやじから、奪い取るようにして、再度本会場へと急いだ。


保安検査で、もたついてはいけないので、先程と同じ検査員を選んだ。



もう時間も過ぎようとしていたので、CDの封を切らずに、そのまま列に並んだ。

並んでしまえば、こっちのもんだ。



並びながら封を切ったら、深川麻衣と鈴木絢音の顔写真が、中から出てきた。

よし! これに川村真洋の写真を加えて、3対1 で星野みなみの顔写真と、裏取り引きをしよう!

などとは思わない。

これらは、今日の日を思い出す、大切な宝物。

絶対に手放さないと、心に決めた。




自分の順番が近づいてきたが、2回目ともあり、さっきのような緊張は、全くなかった。

僕のリベンジが始まった。







まずは 和田まあやから

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とにかく お礼を言わないと!

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   『ありがとう』
           を伝えられた。






そして、星野みなみ

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そして 大胆にも、、

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これしか思いつかなかったが、
ちょっと いじくれた (#^.^#)



「え~~~」は、
こんな表情をしてくれた、、

   
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     可愛い! 可愛すぎる!

別れ際にしっかりと、

     『ありがとう』

も言えた。





自分なりにやり遂げて、もう、思い残す事はなかった。



     「来て良かった!」


『心の底から』なんて言葉、いつ以来だろう? 本当に幸せだった。





僕は、さっきとは違い、胸を張って会場を後にした。











乃木坂46全国握手会が、終わろうとしていた。
























        次回!

  最終話



  『 悲しい結末 』








     Don't miss it !









#なんてな