ある日、何の気なしに
Twitterを使っていると、
こんなツイートが
タイムラインに
上がってきました。
「実家が東京」は才能ですよ
— 大沖活動 (@daioki_katsudou) 2018年8月6日
地方出身(広島)の
僕からしてみれば、
「まさにその通り」
としか言いようのない
ツイートです。
ブログに上げてる内容を見れば、
「何、こいつ楽しんでんのに?」と
思うかもしれませんが、
実際問題そうとしか
言い様がないのです。
上京してから
半年が経ちました。
様々なエンタメ活動に
いそしみました。
ブログに書く時間が
とれなかったので
皆さんには
お伝えしていませんでしたが、
松屋銀座で開催されていた
「羽海野チカの世界展」にも
参戦していました。
ブログで紹介した物を
さらに改めて
ここで紹介すると、
Free!とコラボしていた
ココス中野店や、
原宿AREA-Qで行われた
「純情ロマンチカ&世界一初恋
THANKS PARTY」
同じく原宿AREA-Qで現在開催中の
「黒執事 Funtom Cafe
HALLOWEEN PARTY」。
さらには計2回
ライブビューイングで堪能した
AD-LIVE2018。
この全てが、
「東京」でしか
楽しめないものです。
え、ライブビューイングはどうだって?
地方は会場の数が
少ないのです。
例えば、この前の10/7の公演の
ライブビューイング会場の状況を
分析してみたいと思います。
まず、我が地元である
広島県の会場数はどうでしょうか?
…2箇所です。
でも、2箇所もあるなんて
いい方です。
青森や岩手、
島根や高知、
愛媛といった県は
1箇所も会場が
ないのです。
こうした現実を見ると、
なんともやるせない気分に
なってしまいます。
「結局、
エンターテイメントを
最大限に
楽しむためには
上京せざるを
得ないのか」、と。
しかしながら、地方民にとって
「上京」は
物凄くハードルが
高いのです。
地方民にとって、
「上京」の手段とは何か―?
それは間違いなく、
「就職」か「進学」の
どちらかです。
そして、僕らの親世代や教員は
「地元志向」が強い。
進路を決めるのは自分自身ですが、
学費を出すのは両親です。
両親が
「No」と言えば、
僕らは
「東京の大学に
進学したい」
という希望すら
抱けなくなって
しまうのです。
(※実は僕も進学条件がありました。
故・松来未祐さんは声優になるための
上京を両親に反対されたらしく、
慶應義塾大学に進学することで、
声優になるための
レッスンを受けられるように
なったそうです。)
その状況を示すかのように、
MARCHや
(明治、青学、立教、中央、法政)
早慶といった
大学の合格者数は
関東出身者が7割を占め、
日本の最高学府である
東大ですら、現在は6割弱を
関東出身者が占めるというのです。
これじゃ、地方民の入る隙間は
無いも同然です。
さぁ、僕を含めた地方出身者は、
親の説得から始まり
受験戦争をくぐり抜けてから、
ようやく上京ライフが送れます。
一方、東京を含めた
関東地方出身者は
どうでしょうか?
まず、地方と比べて
行動範囲が
格段に広いです。
電車賃さえ払えば、
どこにだって行けます。
かたや地方は車社会。
中高生はどう頑張ったって
車の免許は取得できません。
しかし、都会は
鉄道網がしっかりしている。
これで若者も
長距離をしっかりと
移動できます。
その行動範囲の広さが、
エンタメをいつでも
享受できるという
環境に繋がり、
かくして
キャリーバックを
抱えながら
参加する
地方の女性を尻目に
関東の女子高校生は
優雅にコラボカフェを
堪能できるのです。
なんというか、僕自身が
地方出身者なので
関東出身者に対する
ひがみが全面的に
出ている文章に
なってしまいましたね(>_<)
けれども、事実として
地方民よりも
東京をはじめとする
関東地方に住む人の方が
エンターテインメントを
楽しむためのハードルが
低くなっているのは
確かです。
だからこそ、冒頭の
「実家が東京」は才能ですよ
— 大沖活動 (@daioki_katsudou) 2018年8月6日
という
身も蓋もないツイートに
賛意を示さずにはいられない
僕なのでした。