2020年夏、個人的最推し作品の到来。

その名は『GREAT PRETENDER』

 

 

 

 

フジテレビが満を持して送り出す今期の「+Ultra」枠。しかも、2クール。

今どき「2クールのアニメ&オリジナル」ってだけで物凄い本気度を感じますが、スタッフ・キャストの豪華さを見て、情報を聴いた瞬間に「これは絶対いい作品だ」と、僕は確信を持ちました。

 

製作会社がWIT STUDIO、監督が「91Days」を手がけた鏑木ひろさん、キャラクターデザインがエヴァでおなじみ貞本義行さん。なによりも脚本が、「リーガル・ハイ」や「コンフィデンスマンJP」をヒットに導いた古沢良太さん。近年、原作もののアニメ化が目立つ中で、ここまでのスタッフを集めて、あえて「オリジナル」で勝負するフジテレビ、WIT STUDIOの心意気に正直、胸を熱くさせるものがありました。

 

「+Ultra」はフジテレビとNetflixがコラボレーションし、海外配信を前提として作品が放映される枠として設定されています。フジテレビ「+Ultra枠」についてはまた詳しくどこかでブログを書きたいのですが、「海外配信」を前提として放映される点が今までの円盤による製作費回収を前提としたアニメ製作のモデルを覆すものになっているのに僕は注目しています。近年、NetflixやAmazon Prime、Huluといったサブスクリプションサービスの力がかなり増しています。概してサブスクリプションサービスは「オリジナルコンテンツ」で勝負を賭けようとしますが、この点が今の日本のアニメ作りの潮流とは真逆でかなり新鮮なところです。こういった試みが、アニメ業界全体のカンフル剤になってくれたらと僕は思います。

 

よく日本のアニメ業界は「ガラパゴス」だの「世界に向けてない」だのと言われています。そのガラパゴスさ加減が世界にウケていて、無理に「世界に向けてますよ感」を出すとかバカじゃないの的な意見が度々出るのが事実。僕も無理に「世界標準」に合わせたアニメを作るのには反対の立場です。ガラパゴス・パラダイスは確かに「世界標準」とはほど遠いものになったけど、逆にガラパゴスだからこそ生まれた素晴らしさもあるからです。無理に「世界標準」に合わせてパラダイスの良さをスポイルさせてしまうのはしのびないと個人的には思います。

 

しかし、一方で日本のアニメが過度に原作モノの製作に偏ってるという事実は否めないものがあります。あくまで個人の意見ですが、オリジナルアニメのもつ「ハラハラ感」とか「ワクワク感」は本当に魅力的だと思っています。現代のトレンドがこうした魅力をスポイルさせてしまうのならば、「開国」というのは大袈裟かもしれませんが、一回、外の空気を吸ってみるのもいいのかなと僕は捉えました。

 

まぁ、長々と書きましたが、簡単に言うと

 

「この作品、マジおすすめ」っす(笑)

 

 

つー訳で、そんな「外の空気」を吸って製作された『GREAT PRETENDER』

是非とも皆様に見ていただけたら幸いです!!!

 

image

 

それでは次回の更新まで

サヨナラ、サヨナラ、

サヨナラ(*^▽^*)

 

 

にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
にほんブログ村

 

Mr.Kの1人語り ゲイでアニメ好きの僕で何が悪いっ! - にほんブログ村

 

※人気ブログランキング参加中です。

よろしければポチッとしていただけたら

幸いです!!!