【誰にでもわかる】曲全体の構成方法 | アカペラ楽譜作成(アレンジ)、練習方法上達ブログ

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この記事は【完全保存版】超初心者のためのアカペラ楽譜作りの手順! の記事からのリンクです。見ていない人はまずこちら見てください。

 

今回はアカペラアレンジにおける曲全体の構成方法についてです。
 

  ①全体の構成を考える時は各セクション4節毎に作る

全体の構成を考えるときは、各セクション4小節ずつ作ることをお勧めします。セクションとはイントロ、Aメロ、Bメロ、サビの各まとまりのことをいいます。曲の頭(イントロ)から順番にアレンジをしていると、途中で悩んだりすることがよくあります。最初に全体の構成を考えることで、1曲全体のイメージでき、アレンジしやすくなります。

 

  ②ロングトーン、ベルトーン、字ハモを使いこなす

(1)Aメロ、Bメロはロングトーンかベルトーン
Aメロ、Bメロすなわち歌い始めの部分はロングトーンやベルトーンになることが多いようです。歌い始めは静かに入り、音の動きの少ないものを入れてあげるといいでしょう。歌詞は「oo(ウー)」や「do」など母音が「ウ」であることが多いです。

(2)サビの定番は字ハモまたは「ah」のロングトーン
サビでは、字ハモのようにリードボーカルと同じ歌詞で全員で歌うことで、インパクトのあるアレンジが使われます。
他には、「ah」を使ったロングトーンもよく用いられます。「oo(ウー)」や「oh」を使うより、明るく広がりのある歌詞(シラブル)であるため、「ah」が使われることが多いです。


大切なのは、様々なパターンのアレンジを試してみることです。ただし、初心者の場合はセクション単位を心がけ、シンプルにアレンジすることをお勧めします。

是非様々なアレンジをしてみてください。