【誰でも分かる】初心者のためのアカペラアレンジ音域 | アカペラ楽譜作成(アレンジ)、練習方法上達ブログ

アカペラ楽譜作成(アレンジ)、練習方法上達ブログ

アカペラパーフェクトブックの著者です。ハモネプやアカペラの上達方法、楽譜アレンジ方法をまとめたブログです。

この記事は【完全保存版】超初心者のためのアカペラ楽譜作りの手順! の記事からのリンクです。

 

初心者の楽譜では、コーラスの音域がしっかり構築できていないことがよくあります。特に女声コーラスで一番高いパートが奇声のような高い音を出す楽譜もよく見かけますが、ハモっても心地よくありません。正しい音域でコーラスを作ることが大切になります。

 

  ①コーラスの音域を知ろう

アカペラのコーラスで使われる音域は、「ド」付近をセカンドコーラスが歌うことを目安にします。
アカペラ・ハモネプ楽譜作成・アレンジブログ

あくまで、初心者のための音域の目安であり、状況によって調整することがよくあります(例えば、サビでは高くするなど)。コーラスをきれい響かせるためには、状況に応じて適切な音域で歌うことが重要です。以下に、混声(コーラスが3声の場合で、男2・女1または男1・女2)における、男声、女声できれい響く音域の上限と下限の目安を示します。この範囲に収まるように心がけてください。

  ②ベースの音域を知ろう

ベース音域は譜例のようにヘ音記号の高い「ミ」~低い「ミ」までに収めるのが一般的な音域です。この間にベースの音を配置していくように心がけてください。

  ③直してみよう

前回(下記URL参照)大きな古時計のアレンジの解説をしたことを覚えていますか?

http://ameblo.jp/acappella-arr/entry-10436480451.html

そこでは、音域を直す必要があるというのを述べました。本記事で解説したことを参考にコーラスの音域を修正したものが下記譜例です。ベースは音域はヘ音記号の高い「ミ」~低い「ミ」までの中に納まっているため、直す必要はありません。


アカペラ・ハモネプ楽譜作成・アレンジブログ

 


アカペラパーフェクトブック  シリーズでは字ハモの作り方、コーラス、ベースアレンジの方法(アカペラ上達方法やボイパも解説)について詳しく解説しています。

 

初級者向け

 

 

中級者向け