ドキュメント拉致 Document ABDUCTION 上映会&講演会のお知らせ | ACT FACTORY TOPIX公式ブログ

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映画「かんてんな人」「てんせいな人」「あほんだら〜かすぅ〜」を始め、現代社会のタブーに大胆に切り込んだ映像作品に取り組む異色か先進の映像制作集団「ACT FACTORY TOPIX」の公式ブログです。

拉致事件「もうひとつの真相」を追い、 北朝鮮による「背乗り」の実態に迫る映像作品上映と拉致問題の現状に関する講演会。

日時:平成 30(2018)年7月14日(土)
18時30分開場 19時00分開始

◆第一部 『ドキュメント 拉致』上映会◆
19時00~20時20分
朴信浩監督作品(ロケ地:福井県小浜市他)

◆第二部 上映記念講演会・フリートーク◆
20時30~22時00分
講師 特定失踪者問題調査会代表 荒木和博
※講師による講演会に続いてフリートークタイムとなります。

会場:CINEMA BOKAN
東京都世田谷区代沢 2-45-9 飛田ビル B1F 京王井の頭線池ノ上駅下車、徒歩 0 分 03-3481-6997(BAR GARIGARI) 

主催:ACT FACTORY TOPIX
入場料前売 1000 円 当日 1200 円

〈作品紹介〉
ドキュメント 拉致
Document ABDUCTION

本編
 「地村保志さんは、偶然拉致されたということではないらしい」
 福井県小浜市の関係者から聞いたこの一言で始まったのが、このドキュメンタリーである。
 実際に現地小浜市を取材し、関係者の話を聞いて浮かび上がってきたのは、地村保志さんを始め、拉致事件の多くは、計画的かつ周到に行われたと思わざるを得ない状況だった。しかも当局もそれを把握していたのではないかということだ。実際に一部の事件では、容疑者の拘束にまで及んだケースもあると聞く。
 もちろん、拉致事件そのものは北朝鮮と朝鮮総連が犯した許されざる行為である。そこに一切の抗弁は認められないことに異存はない。しかし、拉致事件に関して最初に報じられてから40年以上、小泉訪朝で、「疑惑」が事件となってからでも、すでに15年以上の年月が経過している。
 小浜市岡津海岸の現場、海上保安資料館横浜館などでロケを行い、地村さん夫妻から、幼い子供まで拉致された現場で関係者に現地同行取材を敢行。その中で浮かび上がってきたのは、これまで報道されてきた事件の内容と実際の状況が異なるのではないかということだ。
 そして荒木和博特定失踪者問題調査会代表へのインタビューなどを通じ、拉致事件のもうひとつの核心に確信を得ることになる……。
 特別編として、北朝鮮が朝鮮総連を通じて日本国内に住む在日朝鮮人を、いわゆる「土台人」として、様々な工作に協力させ、その重要な任務である「背乗り」について描いたドラマを収録。はたしてその実態はどうなのか? 表に出ることは少なくても、明らかに行われてきた工作についてもこの映像作品を通じて考えていただければ幸いである。

監督 朴信浩
撮影 大久保礼司
出演 荒木和博特定失踪者問題調査会代表
   福井県小浜市の皆さん

特別編(ドラマ『背乗り』)
 ある焼肉店を営む在日朝鮮人の店主のもとに、突然見慣れぬ男が現れる。男は北朝鮮の工作員で、平壌に住む店主の家族の映像を見せる。その映像に凍りついた店主に、男は冷酷に告げる。「誰か一人用意しろ」
 店主はそれが何を意味するか即座に理解した。そして、自分の店に勤める独り者の青年を男に差し出す。何も知らない青年は、睡眠薬入りの酒を飲まされ……。

監督 朴信浩
撮影 大久保礼司
出演 SIRO INAGAWA YUKIOTOKO SYMPEI YAMADA  HANUK JANG 他

朴信浩
 俳優。映画監督。ドラマ、映画に出演する傍ら、平成5(1993)年、自ら立ち上げた舞台を皮切りに、舞台演劇活動を展開。平成11(1999)年からデジタルムービーの制作に携わる。主な作品に『派遣屋日記番外編』『黒の世界 It’s Black World』『あほんだら〜かすぅ〜』『かん天な人』『てんせいな人』『ドキュメント映画「TDZ13222」』『在日コリアンの未来〜真実は眠らない〜』など。

荒木和博
 拓殖大学海外事情研究所教授、特定失踪者問題調査会代表。予備役ブルーリボンの会代表。予備自衛官(予備陸曹 長)。東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、民社党本部書記局に入局し、教育・広報・青年運動な どを担当。 平成 9(1997)年、拓殖大学海外事情研究所専任講師。以後助教授を経て平成 16(2004)年 10 月より 教授。著書『靖国の宴』(展転社)『日本が拉致問題を解決できない本当の理由』(草思社)など。