apprendre la base est très important. | agentdefleuristeのブログ

apprendre la base est très important.

久しぶりの更新ですみません。

今日は佐賀まである絵を見に行きました。

佐賀出身の画家、池田学さんの誕生と言う絵です。


3✖️4メートルのキャンバスをペン先1ミリ以下の細い線で描かれたこの大作。
3年3ヶ月の製作期間中には利腕の右手を負傷し途中左手で描いたそうです。

しかも下書き無しで描き上げたって‼︎

初めてこの絵を見た時、その細かさとファンタジー溢れるモチーフ、色の美しさ、繊細さと力強さ
マドリッドのプラド美術館でボッシュの快楽の園という絵を見た時以来の興奮でした。

この人の頭の中はどうなっているんだろう?!

佐賀県立美術館での展示では池田さんの他の作品も展示されていて、どれも惹きつけられる素晴らしいものばかりでした。

その中に動物の絵がたくさんありました。


今にも動き出しそうなタイ

ふわふわのコヨーテの毛並み

質感を、立体感を、躍動感を
描く。

やっぱり基礎が完璧です。

ピカソも幼少期に描いた水牛のデッサンの
素晴らしいこと。

絵だけにとどまらす、音楽も、たぶん建築や数学も新しいことを生み出すって、基礎を理解してその上に発展して行く事なんだと思います。

基礎がない、または基礎のコピーしかできない、
つまり基礎を理解していないと
自分の目標への筋道を自分でたてることができない。

お花を与えられて、はい、これでこんな風なブーケ作って!

てのは

ピアニストが初見の楽譜をみながらアレンジいれて弾いてって言われるようなもの。

基礎があるから独創性が生まれる。

でも、じゃあお花における基礎ってなんだろ??