稲田朋美さんは復活したのか? | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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安倍総理に「極めて有力な総理候補」と言わせたこともある稲田朋美さんがポスト安倍に意欲を見せているそうだ。その期待も防衛相辞任という挫折でしぼんでしまったかに見えたが、ご本人はまだまだ諦めていなかったのだ。

【動く 「ポスト安倍」の夏】稲田朋美・自民幹事長代行 突破力期待も応援団不在
産経 2020.7.9 23:40

https://www.sankei.com/politics/news/200709/plt2007090045-n1.html

防衛相辞任という挫折から幹事長代行にまで復活したとはいえ、ポスト安倍に名乗りを上げるのは早すぎると思う。国会答弁のつまづきなどが辞任につながったことを考えれば、もっと閣僚としての経験を積まなければ総理総裁などとても務まらないだろう。

とはいえ、政治家として残してきた成果という点では、世論調査ではいつもトップの石破氏よりずっと上だろう。同じく世論調査で評価の高い小泉進次郎氏にも決して負けていない。氏はネットの評判が悪いが、農林部会長として農政改革を取りまとめた実績がある。

それはともかく、稲田氏は2012年の総裁選で安倍候補の推薦人に名を連らね、第二次安倍内閣発足時に閣僚(規制改革、行政改革、組む員制度改革、再チャレンジ、クールジャパン戦略など)に大抜擢されている。安倍総理の期待の大きさの表れだろう。

そして、歴代内閣が先送りしてきた公務員改革をなしとげるために調整に奔走するなど、党内からも高く評価された。
その後、政調会長に就任すると、今度は進次郎氏と同様、農業改革に汗をかいた。

そんな稲田氏を安倍総理はまたまた防衛大臣に大抜擢したが、討論・議論にはかなり強い彼女でも国会答弁は勝手が違ったようだ。本会議で菅首相を「間抜け」と言ってのける度胸の良さも反論が許されない答弁には役に立たなかった。

マスコミからの総攻撃や官僚や制服組の造反により辞任に追い込まれるという、大きな挫折を味わうことになったのである。
私は、彼女が防衛相を辞任した時のエントリに次のように書いた。

これで、しばらくは激務から解放されることになるのだから、少し離れたところから政界を見、ネットも含めた国民の声を聞き、そして、マスコミや野党にどう対応するかをじっくり考えていただきたい。安倍総理が5年間考え続けたことを「安倍ノート」に記したように。

稲田さんは安倍政権誕生後、官僚に恨まれる役割ばかり担い、しっかりと成果を挙げてきた。彼女は大臣として最後となりそうなぶら下がり取材でいまの心境を聞かれ「空(くう)ですね」と答えた。そして、笑顔も見せながら迎えの車に乗り込んだという。

やることはやったとの思いがあるのだろうか。

安倍政権誕生以来の激務の連続、本当にお疲れさまでした。
ゆっくり休み、そして、さラに大きくなって必ず帰ってきてください。


(稲田朋美さん 本当にお疲れさまでした 2017-07-28) 
https://ameblo.jp/akiran1969/entry-12296729645.html

激務から解放された彼女はしばらく表舞台から遠ざかっていたが、昨年9月に党の幹事長代行として戻ってきた。ただ、最近の彼女が話題になるのは選択性夫婦別姓やLGBTの問題などで、以前とはずいぶんイメージが変わっている。

冒頭にご紹介した産経の記事で、広池記者は「防衛省辞任という挫折がこのような変化を生んだ」と書いている。ウイングを広げ、これまでの強硬な保守派のイメージから脱しなければ政治家として伸びないと考えたのだろう。

しかし、そうであるなら、なぜ出馬への意欲を語る言葉が「女性目線で政策を語ることは絶対必要」なのか。その考えが間違っているとは言わないが、総理総裁を目指すのなら、もっと違う言い方があるのではないか。

彼女は昨年3月には女性議員を増やすための議連「女性議員飛躍の会」の共同代表に就いたが、このころから、あの挫折を糧にした変身にしては方向がちょっと違う。もっと視野を広げてほしいとは思っていたが、広げる方向が違う気がするのだ。

また、彼女は自分の外交や経済政策がどんなものかもまだ示していない。

はっきりしない現状で総裁選に出ようと考えること自体も理解できない。将来を見据えてとりあえず名乗りを上げておこうとしているとしても、まだまだ早すぎるのではないか。

若いと思っていた稲田氏も61歳になる。
小泉政権の幹事長代理だった安倍総理にスカウトされて衆院選に立候補して当選してからすでに15年近くが過ぎようとしているのだ。

将来の首相候補と考えた安倍総理が防衛相という重責を担わせた期待に応えられなかったことで焦る気持ちも分かる。しかし、まだ時期は熟していない。
もう一度しっかりと足元を見つめなおしてほしいと思う。

(以上)
 

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