アルコール依存に悩まれている方、案外多いです。カウンセリングでもよく相談を受けます。
ご本人がそうだったり、ご家族がそうだったり。でも、治療を受けている方はあまりいません。
「自分はアルコール依存症だ」という自覚がなかなか持てないことが、病状を悪化させていく大きな原因になっていると思います。
アルコール依存症は、自分では飲酒の制御が効かない状態のことを言います。アルコール依存症と大酒飲みは似ているようで違うのです。但し、大酒飲みがアルコール依存症になるケースは多いです。
尚、ご自身やご家族が本当にアルコール依存症かどうかは医師しか判断できませんので、なにはともあれ、まずは受診という、はじめの一歩が大切です。
そんな中、雑誌フライデー(先週発売されたものです。現在は売られていません)の表紙の「アルコール依存症の真実」という文字に目が留まり、勢いで買ってしまいました。
フライデー、初めて買いました(笑)ちょっと恥ずかしかったです
アルコール依存症治療の第一人者、樋口医師(久里浜医療センター)曰く、これまでの治療は断酒しかなかったが、今後は減酒での治療が可能になるとのこと
こちらの病院では、去年、軽症の患者のために「減酒外来」が設けらました。来年早々、減酒のための新薬が発売される予定だからです。
お酒を飲みたくなった時にこの薬を飲めば、飲酒自体を避けたり、摂取量を減らすことができるんですってすごーい!!
とはいえ、薬はあくまでも対処法
久里浜医療センターでも、アルコール依存症の治療のメインは「カウンセリング」だそうです