わたしが助産学生時代から貫いているのは
ポリシーを持たないことがポリシー。
熱い思いはあっていいと思うの（笑）
だってわたし、
全国に骨盤を伝えたいって思ってるし＾＾
わたし自身が「絶対にこれ！」というポリシーを持つことで
相手に押し付けになってはいけない、と思うのです。
母乳だろうが、ミルクだろうが。
経膣分娩だろうが、帝王切開だろうが。
分娩台だろうが、フリースタイル分娩だろうが。
どれでもいいと思うのです。
だって、どれも一長一短
一長一短を知って、どれを選択するのか
自分で決めたうえで、
決めたことが、達成されて
その人が満足を得られるように。
自分で選択することを含めて、
そこを選択、達成できるように援助することが
大切なことだと思っています
母乳育児も、フリースタイルも
助産師の気持ちで押し付けたらいけない。
そう感じたのは、学生時代の分娩実習。
出産後、受け持ちさんから
「ここの病院は母乳で頑張れって言うでしょう？
でも、わたし・・・母乳じゃなくていいと思っていて
１年たたずに職場復帰したいし・・・。
母乳だと何かと困ると思うの・・・。
それに、母乳でなくて、夜通し泣かれてつらいの・・・。
ミルクを足してくれたら、眠れるのになって・・・。
学生さんにこんなこと話しても困るよね。
ごめんね
」
って、言われたんだけれど。
その日、わたしも疲れていたんです（笑）
で、何も考えずに、
「ここにいるときだけ、ハイハイって言うことを聞いておいて、
退院したら、心置きなくミルクにしちゃっていいんじゃないですか？？
１か月検診で、ミルクですか、母乳ですかって聞かれるけど、
ウソついてもばれないでしょう（笑）」
って、言っちゃった
学生なのに、ちょっとありえない・・・。
実習させてもらってる立場なのに
病院の方針に逆らうなんて、ちょっとありえない・・・
（今考えると、冷や汗もの＾＾；）
だけど。
その受け持ちさんは
「そうだよね！そうなんだよね～。
ちょっと重く考えてたね
退院まで、聞き流して頑張るよ
それからは、別にミルクでもいいよね～
」
心からの笑顔を見せてくれたのです
その前日からの言動から
マタニティブルーズの傾向あり？
なんて、アセスメントしていたのですが、
どうも、吹っ切れた様子で。
とても元気になっていきました
で、そこから気づいたのは
助産師や病院の一方的な思いが
そこで出産するお母さんたちを
ストレスにさらしてしまっていることがある、
ということ。
うちの病院はこれに力をいれています！
ということは、悪いことじゃないけれど。
大切なのは、助産師の思いを
一方的に押しつけることじゃなく。
母乳ってこんなにいいことがある。
でもデメリットもある。
どっちにしますか？
と、選択肢を与えて、
自分で選択してもらうこと。
そして選択したことを尊重し、
それが遂行されるように、援助すること。
わたしが大切にしているのは、そこです。
一方的な押し付けはコントロールにしか過ぎず、
最悪、その人の子育てをめちゃくちゃにしてしまう可能性もある・・・。
依存も生み出してしまいますしね
骨盤、骨盤って言ってるけど、
やらなくていいやって思う人は
別にやらなくていいんだよ。
でも、いいことがたくさんあるし、
今より元気になるから
興味があったら、やってみるといいよ！
興味がある人みんなに体験してほしいな！
そんな気持ちです＾＾
誰だって、意思のある大人の女性ですからね＾＾
何より大切なのは「自分で選択すること」なんだよって、
伝えていきたいのです
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全国骨盤美人化プロジェクト 川口晴美