何故?なぜ?
疑問が哲学の道への入口。なぜ、勉強をするのか。
なぜ、働くのか。
なぜ、自分は存在するのか。
なぜ、人を好きになるのか。
勉強は自分が楽に楽しく生活するためか。
働くことはひとよりいい生活をするためか。
私は自問自答する。
いまだ、答は見つからない。ただ、この自問自答のなかでやるべきことがはっきり見えてくるようになる。
考えれば、考えるだけ、見ているスケールが大きくなっていくのを感じる。

知れば知るほど、自分の無知が際立ち、しかし、確実に自分の存在に近づいているように感じる。

また、無知の中に自分がいることがさらに知の欲求を掻き立てる。

すべてを見ることは不可能だと思うが少しずつ自分の居場所も見えてくる。

絶望の中に希望をみいだすかのごとく。