粛清と虐殺で有名なスターリンの独裁は「31年」であり、
31年がかりで「約4000万人」(諸説あり)殺したのです。
たった4年7ヶ月で1000万人近い人間を殺戮したレーニンが、
スターリンと比べれば「マシな人間」とか言えるのでしょうか?
 
なお、赤旗はレーニンの戦時共産主義政策に代わる新しい経済政策の「ネップ」を讚美しておりますが、
レーニンその人はネップを「一時的措置」と考えており、こんな事まで述べていた事を隠しております。
本当に日本共産党と赤旗は「根っからの偏向主義」です。
 
(参考) ネップとは
 
『ネップがテロルに終止符を打つと考えるのは最大の過ちである。
我々は必ずテロルに戻る。それも経済的テロルにだ』
 
これが「まともな人間」の発する言葉である訳がないですね。
国家指導者が堂々と国民に向かってテロを宣言していたのがソ連であり、レーニンでした。
 
 
また、共産主義では「独裁」を賛美します。
マルクスは、資本主義から共産主義への過渡期に於いて、
『プロレタリアの革命的独裁』を主張しました。
この理論が、レーニンやスターリン、毛沢東、金日成、ポル・ポトと言った独裁者誕生の理論的裏付けとなった事は言うまでもありません。
 
マルクスの盟友であるエンゲルスは、
『革命政権は権威主義的である必要がある』と書きました。
 
レーニンは堂々と次のように書いています。
『どんな法律によっても、絶対にどんな規則によっても束縛されない、直接暴力で自ら保持する無制限の権力』
(これがソビエトの目指す政治体制である)
 
個人の独裁はきわめてしばしば革命的階級の独裁の表現者であり、担い手であり、先導者であった』
 
これのどこが、「スターリンが共産主義思想を悪用した」事になるのでしょう?
当初から共産主義とは独裁者大歓迎の思想だったのです。
 
そもそもマルクスはルソーの社会契約論やプラトンの哲人国家に強い影響を受けていますが、
ルソーにしろプラトンにしろ、独裁者待望論者でした。
 
なおWikipediaにも書いてありますが、
日本共産党と社会党は、堂々と独裁を主張していた政党でした。
未だに独裁政治志向は共産党から消え失せておらず、
「社会主義をめざす権力」と言葉の言い換えを行っているだけです。
 
このような日本共産党の嘘八百は決して看過しては行けません。
狂気の沙汰はスターリンだけではありません。
それ以前のレーニンもマルクスも充分に狂気でした。
今、必死にマスコミや左翼勢力はレーニンやロシア革命を美化しますが
誤っていたのはスターリンだけではなく、
そもそも共産主義思想そのものが危険な思想という常識を日本人に広めなければなりません。
 
日本第一党神奈川県本部 玉川 晃嗣