【H23・10/8の記事より】


H19年11月に初めて「非結核性抗酸菌症」の疑いを 持たれ


国立病院の呼吸器専門医に 診断を仰いだことがありました。


その時、初めて細やかな予防方法と 体位ドレナージという


排痰方法を教わりました。 しかし この排痰方法 試してみるけれど


どういう風に 痰が出てくるのか? どのくらい時間をかけるのか?


よくわからないでいます。


勝手に流れ出るような感覚の 排痰経験が未だにありません。 


排痰するには 必ず 「咳」を 伴わなければ痰は出てきません。


ドレナージ後 咳をしながら 濃い感じの痰を出すといったことは あります。


私の痰は かなり 粘調性があるので べったり はり付いていて


なかなか出てこないのだろうか?と思い巡らせています。


私のようなカルタゲナー症候群や気管支拡張症を持つ患者さんは


治すことは出来ないので 【予防】しかありません。それに加え


カルタゲナー患者の場合は 気道粘膜の繊毛運動が先天的に異常


ですから、と言っても難しいですよね?簡単に例えると フィルター機能が


付いていないので 外気中の色んな異物・ウイルスや細菌 等々が


気道~肺に入り込みやすい状態にあります。なので まんねん風邪状態


に陥ってます。(それを慢性気道感染症と呼ぶのだそうです。)


この季節、空気が乾燥するので 粘膜も乾き 痰も出にくくなるので


何となく これらのことを思い浮かべています。



【呼吸器感染症の予防】



1.体に抵抗力をつけましょう。

  ①家にとじこもらない。屋外に出る。日光、外気に触れる。

  ②規則正しい生活を送り不摂生をしない。

      タバコ・深酒・夜更かし

  ③充分な睡眠。

  ④バランスのとれた食事。

  ⑤適度な運動をして、体力の低下を防ぐ。

  ⑥精神的な活力をつける。 

      サークル活動、趣味などの楽しく没頭できるもの


2.清潔が大切です。

  ①口腔の清潔を保つ。

     歯磨き

     うがい(吸入療法後、外出後、排痰後はうがいをする。)

     口腔内の傷や炎症、虫歯、歯槽膿漏は早めに治療を。

  ②手、頭髪、体の清潔。

  ③喀痰の多い人は排痰をこまめに行う。

  ④部屋の掃除と換気をこまめにする。

  ⑤酸素療法や吸入療法に使用する器具の掃除をきちんとする。


3.風邪をもらわないようにする。

  ①風邪が流行している時は人混みを避ける。

  ②家族の人が風邪をひいている時には、風邪を引いている人が

   マスクをする。


4.温度の変化と乾燥しすぎに注意する。

  ①入浴後 湯冷めをしないように。

  ②汗をかいたらすぐふき取り体を冷やさない。

  ③気温の変化に応じてこまめに着替えを。

  ④室内が乾燥しすぎないように。


5.腹式呼吸も感染予防に役立ちます。

   日常生活動作に腹式呼吸を出来るだけ取り入れる。


6.インフルエンザワクチン

  肺炎球菌ワクチン



【もし呼吸器感染症にかかったら?】


1.早期発見。

  ①喀痰が増える。喀痰に色がつく。(黄色、緑色、血痰)

    喀痰が粘る。

  ②咳が増える。痰がからんだ咳。

  ③喘鳴(ヒューヒュー、ゼーゼー)

  ④呼吸数の増加。呼吸困難。息切れの悪化。

  ⑤脈の増加。不整脈。

  ⑥発熱。


2.早く病院へ。


3.手持ちの風邪薬・抗生物質は正しく使いましょう。

 ①あらかじめ主治医と相談する。

 ②薬の種類、効能、服用方法を知っておく。

 ③遠慮せずに主治医に連絡を取って指示を受ける。

*♪ Poco a Poco ♪* ~毎日を少しづつ~    カルタゲナー症候群と共に






上記 これらの事を教わりました。 【予防】については、


自分の性格も手伝ってか 割と神経細かく配慮しているつもり。


空気清浄機(インフルエンザウイルスも抑制タイプ)も置いて


いたりします。うがい薬・除菌消毒ハンドソープも常備。


使い捨てマスクも常備。人混みや病院内.・風邪の流行時


必ず マスクをするようにしています。


家族にも清潔・風邪予防と気をつけてもらうことにうるさい。



☆出来ていないこと

   ・適度な運動⇒家事と仕事の両立で 疲れて出来ていない。

   ・ネブライザー(吸入療法)⇒【非結核性抗酸菌症】の話を聞いてから

                    器具の消毒が完全でなかったら細菌が

                    直接入りやすいじゃないかって恐怖心が生まれ

                    することが出来なくなってしまった。

   ・体位ドレナージ⇒やってはみるが、効果的なのか実感出来ていない。

   ・腹式呼吸⇒リラックスや呼吸体操の時には出来るが、普通の呼吸時に

           腹式呼吸を常にしておくなんて 難しくて出来ない。

   ・家にとじこもりがち。

    

      などなど・・・


もし これらについて 良い方法やアドバイスを 


お持ちの方がいたら 是非 教えていただきたいです。



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