市民が見つける金沢再発見 -391ページ目

並木町(2)静明寺①

守長山と号する法華宗陣門流派の古刹静明寺は、当寺の由来書によると高岡本陽寺は、2代藩主利長の息女満の菩提所になるが、金沢での菩提所として慶長17年(1612)住僧日術が特に利長に請い、金沢の八坂鶴林寺と松山寺の間に寺地を拝領し建立したという。それから約100年後の正徳5年(1715)頃、八坂の崖崩れにより、享保6年(1721)浅野川の河原に寺領として3000坪を賜り、八世の日修上人が道行く人々に説法をして、そのお布施によって河原を埋め立て再建されたと伝えられている。

静明寺所縁の人々
人持組菊地大学・漢学者の小谷継成・従五位下になったばくち打ち灯篭竹の丹蔵・有名画人岸駒と岸岱・金沢の三文豪の一人徳田秋声・村田蔵六の塾で塾頭だった安達幸之助・加賀宝生の能楽師石浦辰二郎etc:


市民が見つける金沢再発見-静明寺看板

現在の本堂はその時のもので約290年も前に立てられたものといわれている。


和傘が満開・・・・


市民が見つける金沢再発見-1


何年か前、金沢で和傘を学んでいる美大生間島円さんが賞を戴き、その事が地元の新聞に取り上げられていた。後継者がいなくて伝承が危ぶまれていた金沢和傘にも後継ぎが出来たのだな~と思っていたら、師匠は、和傘では将来食っていけない事を理由に弟子を取らないということだった。それで、彼女は産地の岐阜で傘作りするということだったように記憶している。


市民が見つける金沢再発見

4月10日(土)。桜満開の川沿いの主計町「かずえまち・茶屋ラボ」で、間島円さんが制作した14本の和傘が遊空間に満開の花を咲かせていました。
彼女は現在埼玉県在住で、関東を中心に意欲的に創作活動を続けていらっしゃるそうです。
http://www.geocities.jp/karakasamm/


市民が見つける金沢再発見-2

「主計町の廬宅(いえ)」(改装設計:㈱平口泰夫建築研究室)を使って、展示・イベントなどの企画・運営を手掛けるフリースペースが「かずえまち・茶屋ラボ」としてオープン。
間島円さんの「和傘の展示」は、その「かずえまち・茶屋ラボ」のオープニング展示企画。

和傘の展示は、土日のみで、後4月17日、18日、24日、25日


市民が見つける金沢再発見

主計町の桜、茶屋ラボ2階より。


かずえまち茶屋ラボ
金沢市主計町3-6(北鉄バス橋場バス停より徒歩3分)

浅野川の花見・・・・梅の橋から中の橋まで

梅の橋から中の橋まで・・・・・・浅野川左岸には樹齢100年の染井吉野を含め33本の桜があると近所に住む方が教えてくれました。

梅の橋から大橋までが16本、大橋から中の橋まで12本、緑水苑の枝垂桜5本だそうです。

ちなみに右岸は41本と左岸より多いそうです。

今日あたり、満開かも。

市民が見つける金沢再発見-6日の主計町
6日の主計町(かずえまち)

それから、緑水苑の西内惣構復元工事の完了と大橋から下の浚渫工事が終ったようで、久しぶりの川幅いっぱいに流れる浅野川を撮ってきました。


市民が見つける金沢再発見-完成した西内惣構
完成した西内惣構