週末の夜はジャズを愉しみましょう/ソニー・ロリンズ Vol.2 | マスメディア報道のメソドロジー

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ハードバップ全盛時に当時の最高のパーソネルが集まったブルーノートの名盤です。企画の段階でアルバムの成功は保障されていたと言えます。このアルバムの内容をあえて評論家風に言えば「個人技が有機的に融合して最高の起承転結を味わうことができる」って感じでしょうか(笑)

1. Why Don't I
2. Wail March
3. Misterioso
4. Reflexions
5. You Stepped Out Of A Dream
6. Poor Butterfly

Sonny Rollins - tenor sax
J.J.Johnson - trombone
Horace Silver - piano (1-3 & 5-6)
Thelonious Monk - piano(3 & 4)
Paul Chambers - bass
Art Blakey - drums



ちょっと面白いのは、ホレス・シルヴァーとセロニアス・モンクというピアノの大スターが並んで弾いたと言われるMisterioso(11:55から)です。モンクの不思議なピアノから始まり、JJのバッキング(15:50)から一転してファンキーなシルヴァーのピアノが愉しめ、また最後(19:55)に再びモンクに戻ります。こんな贅沢な演出ができるのはブルーノートだけです。

このアルバムとジン・トニックがあれば、そこは最高のジャズ・クラブですよ~
楽しい週末をお過ごしください。