相手に対してマウントを取ることや
敵味方・上下・勝ち負けで世界を見る人がいる。

喧嘩をしても感情的に「自分のことを分かってくれ」だけでは人間関係は成り立たない。
自分の方から相手を理解しようとすることは
「敗ける」事ではない。

勝つか負けるか。敵か味方か。上か下か。

そんな表面的な概念を超えて、
自分という意識も超えて、

自由に相手の意識になって考えてみたとき、
初めて見える現実がある。
それは自分の世界をもっと大きく拡げてくれる。

役作りをするときも
この「俯瞰になって自分という意識から自由になる」スキルは、とても大切になってくる。

意識って、本当は繋がっている。
同じ体の中で、敵だ味方だ、上だ下だ、っていうのは変な話だ。

右手も左手も別れているけど
同じカラダを共有して
同じ血液が流れている。

「平和」って
小さな自分から自由になることで実現するのかもしれない。





写真は伊勢丹初詣。