民俗学・宗教学の授業が面白い。
日本の神様には外来の神と集合したものも多く、七福神の中で日本由来の神様はエビス様だけ。
エビス様は元は流れ仏。
遺体をそのままにしておけない日本人が作った習俗なのかもしれない。

弁財天は日本の市杵嶋姫命と習合し、
大黒様は元はインドの創造&破壊神マハーカーラが源流で、日本の大国主命と習合した。

元の姿は大黒さまとは似ても似つかぬ姿。
三つ目で、死体を踏みつけ、肉を切り刻む肉切り包丁を持ち人間の血を飲むためのドクロの杯を持っている。

ルーツを遡ると、神々もその国や、それぞれの時代、人々の願いによって様々に変化する。

戦場の神から豊穣の神へ。
神を作るのはいつの時代も人間なのだ。