愚かでもゆるしてもらえたあのころ | 夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

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妊娠したら いきなり総務に呼ばれて

 


電磁波シールドのエプロンが会社から支給されて

「いつから安定期?」「土曜日も受診できる産婦人科ですか?」
「つわりとか、個人差大きいみたいだけど大丈夫?」
「健康組合にも連絡しておきますね」と、

 

「なんかいろいろしてもらえるんだなあ・・・」と逆にビックリして

いろんな人に「おめでとう」とお祝いされて
重いものは持ってもらえ 階段は危ないと
小さなこまごまとしたことまで たくさんの人に配慮され
やさしくされて

 

 

前に見たテレビで言ってた。


「天狗とは 特別扱いが当たり前だと思っていること」だと。

 

それだと 私は間違いなく 天狗になっていたんだと思う
調子ブッこいてた。

 

 

だって出産って命がけなんだもの
私は尊い命を抱えているんだもの
体調が悪くて あちこちがいたくて 
家庭も仕事もこなしている すごいことをしているんだもの

だから だから 特別扱いは 当たり前なのだと。

 

 

妊娠はわかりやすい。


言わなくても 誰が見たってわかるし。


しかも おめでたいことだから 言いやすい。

 

 

中には 心の病を抱えてギリギリのところで笑っていて
しんどいのを会社には言えないまま 残業している人とか

家族の介護を言い訳にしないで 陰口叩かれながら


飲み会にも出ず 残業も断り続けて仕事をしている人もかなりの数いたのを

ずっとずっと 後になってから知った

 

 

 

生まれた息子は手術が必要で 
通院もものすごく必要な体で生まれてきた


有給を全部使っても間に合わない 時短勤務でも無理
会社の制度を全部使っても
仕事を続けることがどうしてもできない 

 

就職氷河期にやっとみつけた仕事だったのに どうしよう
収入も減るのに病院代 いくらかかるんだろう

 

すごく悔しくて 
泣いても泣いても涙が止まらなくて
死んじゃうんじゃないかってくらい 苦しくて 不安まみれで

 

 

 

でも そんな思いをしていたのは
私だけじゃなかったのに 
何も見えていなかったなあ

 

世の中で苦しんでいるのはわたしだけで
誰にも分ってもらえなくて
皆が幸せそうにしか見えなくて 
「順調なあの人たちには 悩みがなくっていいよな」って
ヒネた目でしか見ていなかったのかなあ

 

 

 

あのころは
何を見ていたんだろうなあ 

愚かに生きていたなあ
でも それでも許してもらえていて 本当に幸せでしたなあ 


 

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