派閥パーティーで還流された分を政治資金収支報告書に届出しなかった議員に対し、自民党は昨日より聴取を始めている。
身内による聴取なので「甘い、実効性はどうか」等々の指摘があると報道されている。
たしかに国会議員が国会議員に聞き取るわけで、特に当選回数の少ない議員が当選回数の多い議員に聴取する時、遠慮や敬意も働くのではないか。
しかし聴取には弁護士も同席するとのことであり、淡々と進められることだろう。ここは正直に対応してもらうしかない。
岸田総理は自民党の全議員に還流があったかどうかアンケートを実施すると昨夕話している。
アンケートをするなら正確に答えてもらい、後で齟齬が明らかになったら「身分にかかわる処分が下されます」と補足しておけば正しい答えが返ってくるのではないか。
こうしたことをしなければならなくなった事態に、安倍派、二階派の代表、幹部はどう受け止めているのだろうか。それぞれの記者会見で済んだと思っているのか。
責任感、反省、何よりも政治家としての「矜持」はどうなっているのか。国民にきちんと説明責任を果たしてほしいものであり、そうすることが党再生のスタートではないか。
昨夕、苫小牧で新党大地の役員会を行う。大勢の人が出席して下さり、有難い限りだった。
今日は7時40分千歳発で釧路に飛び、車で十勝管内池田町に行き、私の初代後援会長新津敏夫さんのお参りをする。
28日、93歳でお亡くなりになり、国会の都合で告別式に出られず、申し訳ない思いで手を合わせた。
11時から故郷足寄町で自衛隊足寄分屯地創立30周年記念行事に出席し挨拶する。
衆議院議員となり防衛政務次官として実現した足寄分屯地であり、感慨一入の思いであった。
17時から十勝政経同友会新年会。この組織こそが41年前、一早く「鈴木宗男出るべし」と声を上げてくれた同志中の同志である。
スタート時は「十勝青年同友会」という名称だったが、25年前メンバーも50歳を超えもう青年ではないだろうということで名称変更した。
私が中川一郎先生の秘書の頃からの応援団組織であり、さまざまな出来事が去来し、人間関係に心から感謝するものである。
18時半から結婚披露宴に出席。今日も1日、有効に、かつ充実した1日だった。
2日のコメント
タコ八郎さんの認識を共有します。
ひでおさん、混乱の政治より安定の政治が大事です。国民に説明責任を果たすべきです。
さださん、信念を持って沖縄の思いを声を出して参ります。
無事これ名馬さん、祈りましょう。
BAHOさん、政治家の「矜持」を示してほしいものです。
tokoton山の男さん、正直にルールに基づき届出をしていれば何でもないことです。腹立たしい限りです。
ジュゲムさん、安倍派の座長塩谷立氏、二階派会長二階俊博氏には責任を取れという声が多く寄せられます。
※昨日の新党大地胆振支部役員会
※自衛隊足寄分屯地創立30周年記念行事