暗いニュースが続く中で、日本の次世代主力ロケット「H3」の打ち上げが、2度目の挑戦にして無事成功した。種子島宇宙センターで、関係者がお互い涙を流して喜んでいる姿に、昨年3月の失敗が今回は活きたことになる。

 これで日本も宇宙産業に関わることが出来ると期待するものである。

 GDP(国内総生産)でドイツに抜かれ、世界4位となった日本だが、こと応用技術、科学技術は世界に冠たる日本である。「H3」の成功を機に、科学技術立国日本を目指してほしいものである。

 種子島で子どもたちがロケット打ち上げを見ながら「いけ、いけ」とロケットに向かって声をかけていたが、この子どもたちこそ次世代を担う貴重な財産と思った。

 朝日新聞1面トップ、2面全面で、政治資金収支報告書に記載があった企業のうち、258社がお金を出す側の事情について回答したアンケートを載せている。

 回答の中で、寄付の目的は「議員個人の応援」が165社に上り、パーティー券は出席予定がなくても付き合っているとのことである。

 自民党の場合、政治家と後援者は、元々人間関係をもとに組織づくりをし、それに団体等との関係で後援会組織を拡大していったものである。その意味で、健全な民主的基盤づくりであった。

 今回の裏金問題は法律に基づく届け出をしていなかったのであるから論外である。だから責任の所在を明らかにしなくてはならないのだ。

 「国会議員が基本の『基』を守らずして民主主義を語る資格があるのか」と国民に言われ、選挙をボイコットされたらどうなるのか、届け出をしなかった国会議員は進んで説明責任、情報開示、どこから頂いたお金か、そして使い道を正直に表に出すことにより、政治の信頼回復が図られるのである。

 国民の怒り、政治不信は各地を廻っていても極めて厳しい受け止めである。この事実をしっかり受け止めないと政権転覆の危機になることを肝に銘じるべきである。

 午前の便で女満別空港に飛び、14時から網走管内清里町、15時30分から網走市、18時から網走管内美幌町で、後援会新年交礼会を行う。

 41年前から続く定例行事だが、懐かしいお顔、また、新しい顔ぶれ、人との出会いに感激する。

 もう二代にわたる付き合いは当たり前で、三代になる人たちも多い。昭和58年12月の最初の選挙を想い出しながら、政治風土厳しかった網走で今も脈々と後援会が繋がっている。

 「絆」と「人情」「人間関係」にただただ感謝するものである。

 

17日のコメント

 慎一さん、ケースバイケースで対応しています。

 tokoton山の男さんのご認識の通りです。もっと厳しく、事の敬意を考えるべきです。間違ってなったリーダーは心構えが出来ておりません。

 小野さん、信義とか恩義とか優しさ、思いやり、かつての日本人の姿がなくなり、自分中心になり、社会が歪んできたと思います。

 yiさん、政治家としての矜持を示すべきです。

 松村訓明さん、最初から他人事(ひとごと)のような対応が間違いのもとでした。すぐに国民にお詫びし、訂正していれば事態は変わったと思います。

 無事これ名馬さん、私の経験を活かし、改善に向け、法務省に質してきました。

 さださんの仰る通りです。

 ひらけ日本さん、非業(ひごう)の死を遂げた安倍元会長や細田議長に転嫁するような組織は論外です。

 ひでおさん、日本の国技大相撲の発展を願っています。

 

※清里町後援会新年交礼会




※網走市後援会新年交礼会




※美幌町後援会新年交礼会