日本銀行は昨日、マイナス金利を解除し、17年ぶりにマイナス0.1%から、0%~0.1%に引き上げると発表した。デフレ脱却、経済の好循環へと繋げてほしいものである。

 2%の物価安定目標についても「実現していくことが見通せる状況になった」としている。物価上昇については、良いのか悪いのかさまざまな意見、受け止めがある。何よりもやる気を持たせる環境づくりが必要だ。

 一生懸命働いて残した貯金に金利がつかないようでは、投資をすれと言ってもピンとこない。

一般的には住宅ローンはどうなるのかと心配する向きが多いことだろう。変動型金利が上がることが考えれるからだが、国民生活を守る、安心させる確実な方向性を示してほしいと願うものだ。

 自民党の派閥政治資金パーティーによる裏金、不記載問題で、政治倫理審査会での一部議員による弁明は一通り終えたが、野党は実態解明にならなかったとし、証人喚問を求めている。国民の不満、不信は極限に達している。政倫審で弁明した議員は、参考人招致、証人喚問を堂々と受け、説明責任を果たすべきだ。

 そうすることが政治の信頼回復につながる。まさに政治家の「矜持(きょうじ)」が求められている。関係議員の「俺が政治家だ」という姿勢を示してほしいものである。

 朝6時30分羽田発で大阪に行き、9時から甲子園選抜高校野球3日目第一試合、別海高校の応援を鈴木貴子代議士と一緒にする。憧れの夢の甲子園グラウンドに「別海」のユニフォームが一際(ひときわ)大きく見えた。よくぞここまで来たものだと思った。

 相手は強豪岡山県の創志学園、3回までは五分の展開だったが、4、5回に先制を許し、加点された。7対0で敗れはしたが、別海高校らしい溌溂(はつらつ)とした新鮮さをアピールした試合だった。アルプススタンドの応援席はびっしり埋まり、応援では勝ったのではと思う。

 北方領土に近い、わずか16名の部員、今大会出場校では一番少ない部員数のチームが、島影監督の情熱溢れる指導に選手も応え、別海町役場はじめ漁業者、酪農家、それぞれサポートしての甲子園だった。

 さわやかな感動を与えてくれた、教えてくれた別海高校野球部を称えたい。夏に向けて頑張っていただきたい。

 

19日のコメント

 暴馬佳朋さんのおっしゃる通りです。

 ひでおさん、遠くの親戚も大事ですが、近くの他人は特に大事です。

 さださん、選挙中、リスクを負うことをするとは考えられません。西側の一方的な言いがかり的発言に断固NOです。

 慎一さん、開かれた中で投票している映像を見ながら私は一点の疑問も持ちません。

 BAHOさん、いつも一考察、有難うございます。食料自給率大事ですね。地球環境に貢献しているのは第一次産業です。