自民党は党紀委員会を開き派閥のパーティー券不記載、裏金問題につき処分を決定した。

 報道されてきたような流れでの処分であり、国民はどう受け止めるであろうか。

 清和政策研究会(旧安倍派)5年間で6億7千万円、志師会(旧二階派)5年間で2億6千万円、いずれも会計責任者は立件されている。

 ならば旧安倍派の塩谷座長は自ら議員辞職して、天下に責任の所在を果たすべきではなかったか。派閥の座長の腹のなさが将来ある政治家の道を閉ざしているように見える。

 政治家としての(いさぎよ)さ、矜持(きょうじ)が足りなさすぎると思うのは私だけではないだろう。

 旧二階派も二階氏の秘書が立件されている以上、二階氏本人が、自分が責任を取ると言って議員辞職したならば、二階氏に対する国民の目は大きく変わったことだろう。こうした事態の時、政治家の器量が問われる。

読者の皆さんはどう受け止めたでしょうか。

 「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」という言葉を噛みしめながら、やはり腹の座っていない政治家は駄目だとつくづく思った次第である。

 私もさまざまな経験をしたが、信念を持って筋を通して生きてきたが、その心構えだけはこれからもずっと守って参りたい。

 今日の自民党の処分を国民はどう受け止めるか。明日からの反応を冷静に見て参りたい。

 

3日のコメント

 Yamadaさん、岸田総理はゼレンスキー大統領と昨夜電話会談していますが、ローマ教皇が言われた「白旗をあげ和平の交渉をすることが尊いことだ」という話を受け止めろと強く進言してほしかったと残念でなりません。

 ひらけ日本さん、次の選挙に出ないと言ったら処分されないというのは何かスッキリしません。選挙に出る出ないは個人の問題です。旧二階派の不記載問題で秘書が立件され有罪になっている。その責任は国会議員本人にも関係するのではないでしょうか。

 松村訓明さん、決意と覚悟を持って職責を果たしてほしいと願っております。

 ひでおさん、自民党内の処分は処分として国民目線でこれからも追求していきます。

 ぴあさん、国益の観点からもしっかりチェックが必要です。