派閥のパーティー券を裏金にまわしたり、政治資金収支報告書に届出しなかった問題に端を発し、再発防止を議論する「政治改革に関する特別委員会」が11日衆議院で、12日参議院で設置される見込みである。

 新たな法律を作っても守らなければ意味がない。現行の法律でも届け出義務は明記されている。問題が起きるたびに法律を改正しているが、今回の出来事でも法律を作る以前の問題で、順法意識がなく、かつ「知らなかった。秘書に任せていた」との言い訳、責任感のなさに国民が怒っている。

 国民から選ばれた国会議員が率先してルールを順守する意識改革が大事だと考えるものである。

 法律を作っても守らなければなんにもならない。この点、政治家の決意と覚悟を促したい。

 朝一便で小松空港に飛び、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県羽咋郡(はくいぐん)志賀町(しかまち)富来(とぎ)防災センター、領家(りょうけ)町コミュニティセンターに避難している皆さんに、八角部屋直伝(じきでん)、味喰笑(ビックジョー)のちゃんこ鍋を振舞う。

 旧知の富山県氷見市食品衛生組合の皆さんも「ぜんざい」を持って駆け付けて下さり、避難されている皆さんは大変喜んでくれた。

 災害が起きると支援だ、カンパだと仰々(ぎょうぎょう)しく言葉は踊るが、私は出来ることをすることが大切だと思っている。

 2カ所で避難されている人達の喜ぶ笑顔に、逆に勇気を戴いた思いである。

 年配の方々が「頑張ります」と自分に言い聞かせるように発する言葉は、尊く何とも言えぬ重みがあった。

 志賀町役場で稲岡健太郎町長、山下光雄参事兼総務課長より1月1日から今日(こんにち)までの現状を聞き、改めて災害はいつ起きるか判らないと思った次第である。

 石川県庁にも寄り、馳浩知事とも会いお話を伺った。馳知事も一日も早い復興、復旧に向け、なすべきことをして行こうと強い決意を示されていた。

 私も与えられた立場で協力して参りたい。

 

※石川県志賀町にて

・志賀町役場で




・富来防災センターで








・領家町コミュニティセンターで



・氷見ボランティアチームの皆さんと



※石川県庁で馳知事と北村茂男元衆議院議員